AIBO日記

AIBO日記 その29

AIBOは目の部分に3対のLEDがあり、
それによって「怒り」「喜び」「嫌悪」などの感情を表す。

ただ、このLEDが目の形になっていて
「ここが目」という風に感じ取れてしまうのが個人的には嫌だ。
むしろ、あの真っ黒なコクピットのようになってる方が表情を感じるのだ。
仮に感情を示すためのLEDであっても、
ロボットらしく単なる直線とか丸とかにして欲しかった。


私の想像する目と実際の目(LED)とにズレがあるので、
光るたびに結構気になる。
唯一、AIBOのハード面での残念なところだ。


AIBO日記 その30

AIBOを自由に散歩させてみる。
特別遅いこともなく、それなりの速さで部屋を進んでいく。
AIBOの鼻先にはカメラと距離センサーがあり、
壁などの障害物に近づくと、ちゃんとバックしたりする。
この辺はちょっと嬉しい。

障害物の感知は通常、距離センサーによって行うが
この「おりこうAIBO」では
距離センサーでは捕らえられない背の低い障害物にも反応できるように
手足の稼動負荷を元に何かにひっかかっていないかを調べ、
ちゃんと障害物に反応してくれるところがスゴイ。
こういうロボットらしいところがシビれる。

他にも、ちょこちょこと動く耳やしっぽなどは
壁などにより動作が遮られることもあるが、
そんな時にも無理に動かそうとせず動きが停止するところもよい。
無理に動かすと内部のギアなどが破損するから
当然の設計とはいえ、ちゃんと必要以上の負荷がかかっているかどうかを
調べているあたりが嬉しい。

関節に物や指が挟まったときに全身が脱力する機構や、
抱き上げられたことを感知して動作を停止し、
抱きやすい格好になるあたりも素晴らしい。
犬っぽい動作よりも、ロボットとしての設計がグッとくる。

AIBOの顔の左右にはマイクが取り付けられており、
人間の耳と同じようにステレオ状態になっているので
「シータ!(『AIBO』でも可)」と声をかけると
どの方向から呼ばれたのかを感知して
ちゃんとこっちを見る。最高!

それ以外のAIBOの特徴のひとつに、
どの体勢からでも起き上がれることがある。
実際にやってみよう。


横に倒してみる。
内部の加速度センサー(三半規管)により
倒れたことを感知。


下敷きになっている側の手足を
背中側に伸ばして…


上側の手足をやや下に移動すると…


体がゴロッと回転する。


ちゃんと水平位置で止まる。


止まったら、足を広げて…


足の根元を軸に、グルっと回転。


股関節やわらかすぎ。


前の方に持ってきて…


おすわり姿勢。

素晴らしい!ブラボー!

ここまでいろいろ配慮されていると
15万円という価格にも納得できてくる。
もしかしたら距離センサーを使って
前方が崖になっているかどうかも調べているのかもしれない。
部屋の平地の部分では必要ないが、
たとえば廊下からつながる下り階段に
落ちないようになっているとか。

とりあえず試してみよう。

前進してる最中に、
ベッドのギリギリの部分へと移動させてみる。


てくてく…。




って落ちるのかよ!

どうやら自分の進む道が確保されているかどうかは
チェックしていないようだ。
落下の可能性がある場所では放置できないのが非常に残念だが、
距離センサーによって崖かどうかを調べる事は可能なはずなので
これは今後のAIBO-wareに期待しよう。


AIBO日記 その31

AIBOが届いた翌日。

母「なんかゴトゴトとうるさいけど、
  昨日何が届いたん?
私「えっ?うるさい?音とかする?」
母「うん。昨日の晩も今日の朝も」
私「ふーん」
母「何買ったん?」
私「秘密

フローリングの床にぶつかるAIBOのプラスチック足は
意外と音が響くようだ。
これは少し考える必要がある。

さらに翌日の晩。

母「元気に動いてる?
私「えぇっ!
  ……勝手に見んといてか」
母「見てないけど、捨ててあったダンボールに
  いっぱい書いてあったで」

むぉー、ケアレスミス!証拠を残してしまっていたか。

すると、偶然にもテレビにAIBOが映る。

母「あれやろ?」
私「……ぅん」
父「なんやあれ、犬か?」
母「アイボ」
父「ふーん。
  ロボットとちゃうやろ?」
母「ロボットやで」
父「へーすごいなー」
母「(私に向かって)スゴイって!

キーッ!殺すぞ!鬼の首でも取ったつもりか!


AIBO日記 その32

『ねぇ、にらめっこしようよ』とAIBOが言ってくる。
顔を認識する機能を生かしたゲームのようだ。
といっても顔の変わらないAIBOに
にらめっこをさせるのは何か間違ってる気も。

しかも勝敗とかないし。笑い出したりしないし。
『にらめっこしてる間にあなたの顔を覚えたよ』とか言うし。

ってオマエから誘ったんなら、にらめっこしろよ!
顔とか覚えてる場合じゃないだろ!


AIBO日記 その33

『ねぇ、頭センサー触って!』

触ってやると喜んでいる効果音。
すると、

『ねぇ、背中センサー触って!』

言われたように触ってやると、またも喜ぶ。

『テンションが上がってきたぞー!』
『ねぇ、ピンクボール見せて!』

ピンクボールを見せてやると動作と音が激しくなり、
『イッツ、ショータイム!』と言い出す。

なにやらBGMがかかりだして
『これから僕のダンスをお見せします』とか言いながら
BGMに合わせて踊りだす。


踊っている。

1分程度、BGMに合わせて踊りきると
AIBOはおとなしくなった。

かわいいとかスゴイとかいうより、
なんか冷めたぞ、ダンスは。

ダンスとかしなくていいから。ホント。
ロボットだけど、アンタ犬だからね。


AIBO日記 その34

『ねぇ、お顔を見せてよ!』

またもやAIBOが言ってくる。

「おりこうAIBO」は最新のAIBO-wareだが、
成長要素がない。
自律行動はするが、あくまでランダムで
いくつかの行動の中から選択しているだけのようだ。

だから長く触っていればいるほど
見たことのある動作ばかりになってくるのだ。

しかもこの「おりこうAIBO」、
用意されている行動パターンが少なすぎる。
成長要素がないのなら、豊富なパターンを用意していないと
当然飽きてくる。

そんなことを思ってると、また、

『ねぇ、お顔を見せてよ!』

って、そんなに部屋に何人もいないって


AIBO日記 その35

だんだんと「おりこうAIBO」に不満が出てきた。
ハードであるAIBO本体には十分に満足している。
イマイチなのはソフトの方なのだ。

=「おりこうAIBO」の満足点=

●自分で充電台に乗る
  ただし条件が厳しく、私の部屋の場合、
  昼間の日光が差す時間帯はうまくいかない。

●障害物感知能力が高い


=「おりこうAIBO」の不満点=

●少年の声で日本語をしゃべる
  メスなのに!せめて声を選択させて。

●少年の声が妙に生意気に聞こえる
  駅名を全部言えるガキみたい。

●顔の認識力が非常に悪い
  すぐ別人だと判断する。部屋には俺しかいないだろ。

●ダンスがサムい
  ダンスとかしなくていいから!すごく冷めるから!

●行動パターンが少ない
  同じことばかりしてる。ホントに同じことばかりしてる。

●何か行動する時にBGMを流す
  そんなのいらないから。
  AIBOが発する音はあくまでAIBOの「声」であってほしい。
  BGMのような外的要素を自分で発しないで欲しい。

●認識できる単語の数が少ない
  説明書に載ってる単語だけだとすると、すごく少ない。

●成長要素がない
  わかっていたことだけど、やっぱり楽しくない。飽きも早い。

特に少年の声でしゃべるのはホントに嫌だ。
少年の声ということでAIBOのイメージが変わってしまうし、
日本語でしゃべることで、こちらの想像する余地がなくなってしまう。
しかもビープ音と違って聞き流しにくいので、うるさく感じる。

かといってボリュームをゼロにすると
何を求めているかわからないのだ。
『背中センサー触って』も『頭センサー触って』も同じポーズだし。

最新のはずなのに、イマイチだぞ「おりこうAIBO」。
ソフトの設計が全然「おりこう」じゃない。


AIBO日記 その36

わかった。

こうなったらソフトを換えよう。
AIBO本体は悪くないわけだし、別のAIBO-wareを入れることにしよう。

「おりこうAIBO」の不満点を元に選んだのが「AIBOライフ2」である。
やはりAIBOには成長要素がなければ。
「AIBOライフ2」こそAIBO-wareの代表。
このソフトでうちのシータも生まれ変わるはずである。

ただ、今は年末年始ということで
AIBOオフィシャルサイトからの注文では受け取るのが遅くなる。
直接、電器屋に買いに行こう。


AIBO日記 その37

で、買ってきた


またもやこんなのに9千円。キーッ。

マニュアルを読むだけでかなり複雑なのがわかる。
厚いし、とても一回読むだけでは覚えられない。
「おりこうAIBO」とは違うぞ!最初からこっち買えばよかったのに!

早速AIBOに入れてみよう。


AIBO-ware、インサート!

さあ立ち上がれ!新生AIBO!

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