第三章

やたら言いにくい言葉

やたら言いにくい言葉ってある。
「老若男女」とかだと、「ろうにゃくにゃんにょ」ってなっちゃうの。
「手術中」だと、「しゅじゅちゅちゅう」になっちゃう。

もっと言いやすい言葉を考えてください。


くしゃみ十人十色

くしゃみというのは人によって実にさまざまな種類があり、
「クシュン!」
「くちゅ!!」
「ヘークション!!」
「ヘークショんあ〜てんだ!」
「ヘックショんぬあ〜」
などがある。

私のくしゃみはノーマルな「クシュン!」だが、
電車の中で中年サラリーマンがするくしゃみを観察すると
なぜかやたらとうるさいのだ。
「アークション!!!」
っていうか、彼らの場合、くしゃみというより雄叫びなのだ。
「息」というより、明らかに「声」が入っているくしゃみなので、
とにかくうるさいのだ。
「俺は今くしゃみをしてんだ!みんな見てくれ!
 これが俺のくしゃみだ!アークション!!」
という感じの主張が感じられる。

女性の場合は「くしゅ!!」が多い。
恥じらいと生理的現象のはざ間での「くしゅ!!」だ。
「や、やだ。くしゃみが出ちゃう。
 ダメ!恥ずかしい!あ、でも、出ちゃう!くしゅ!!」
といった感じだ。
これはよし。

なのに、高校の時のクラスの女子で
くしゃみが出るのを無理やり押え込もうとして
逆に目立ってしまうくしゃみをする人がいた。

彼女は授業中にくしゃみが出そうになると
絶対にしてはならない行為のように我慢をするが、
我慢に耐え切れず、くしゃみが暴発するのだ。
「グチュ!!」
そんな音が教室に響くので、普通のくしゃみよりも
人の心に残り、とても目立つ。
時には無理に閉じた口により鼻の方に息が流れ、
「ガッ!!!」
という奇声になってしまう事もあった。

彼女はよくくしゃみが出る体質らしく、この現象はよく見られた。
くしゃみが出やすい事を気にしての行為かも知れないが、
クラスの中では、
「あの子のくしゃみって変だな」
と噂になってしまった。


犯罪用品

ATMをこじ開けて現金を取り出す時に使う、
バールのようなもの」はどこに売っているんでしょうか。


エヴァマニア見破り術

大ヒットし、社会現象まで巻き起こしたアニメ「エヴァンゲリオン」。
私もずいぶんとエヴァにハマった一人だが、
今ではブームが去ったためか、それほど熱はない。
だが、消えたように見えても
社会にはまだまだエヴァファンが潜んでいるのだ。
そんな隠れエヴァファンの見破り方を教えよう。

●パソコンの壁紙がエヴァである。
まずはノーマルなエヴァファン。ただし壁紙チェンジャーにより
一定時間ごとに自動的に壁紙を変えている場合が多い。
次の壁紙に変わるまでの時間が短いほどマニア。

●Windows起動中の画面がエヴァである。
壁紙をエヴァにしただけでは納得できず、
「logo.sys」や「logow.sys」までエヴァ系に変更している。

●「レイ」「アスカ」といった名前に反応する。
エヴァファンはどちらかのファンである事が多く、
上記の名前に敏感に反応する。
「グーテンモルゲン」と挨拶してきた場合はアスカファン。

●エビスビールを好む。
さらに、飲んだ直後に「ぷっはあ!カーーーー」と言う。

●ラーメンは「にんにくラーメンチャーシュー抜き」を頼む。
そして、なぜチャーシュー抜きなのかをたずねると
「肉、嫌いだもの」と答える。

●最悪の場合、カップラーメンにカレーを注ぐ。
ここまでやれば、もはや立派ですらある。

●機械を数える時に「一号機、二号機」ではなく、
  「初号機、弐号機」と数える。
下手すると零号機から始めるのでわかりにくい。

●パソコンやゲーム機などの電源ケーブルの事を
  「アンビリカルケーブル」と呼ぶ。
さらにコンセントから抜けた時は「アンビリカルケーブル断線!」と叫ぶ。

●パソコンのエラー音が「あんたバカぁ!?」である。
しかも、言われたくてわざとエラーを出したりする。

●「1999年7の月」よりも「2000年9月13日」の方が気になる。
エヴァファンにとってはノストラダムスよりもセカンドインパクト。

●テレビなどで「ハレルヤ」などのクラッシック曲が流れると
  頭の中はエヴァでいっぱい。
「いやああああぁぁ!!私の中に入ってこないで!私の心までのぞかないで!」

●ハードディスクやマシンに「バルタザール」
  「メルキオール」「カスパー」のいずれかの名前をつけている。
素直に「MAGI」とつけている場合もある。でも侵入される事はない。

●すべての使徒の名前を言える。
さらにはその順番まで記憶している。

●エヴァの語り出すとかなり長い。
周りでエヴァ話が始まっただけですぐ参加してくるのだ。

●カッターナイフを持つと「プログレッシブナイフ装備!」と叫ぶ。
さらには体の前に両手を伸ばし、ナイフ横にしてチキチキと刃を出す。

●自己嫌悪の時のセリフは「最低だ、俺って」。
他人を嫌悪する時は「イヤーンな感じ」。

●すべてのバージョンの「FLY ME TO THE MOON」を
  一枚のMDに録音して延々と聞く。
さらには聞いただけでバージョンを答えられる。

●神奈川県の箱根を第3新東京市と呼ぶ。
しかもわざわざ行ってみたりする。

●敵となるものに出会った場合、
  「パターン青、使徒です!!」と叫ぶ。

とにかくうるさい。

●他人に「あなた不器用ね」と言われると「生きる事が」と答える。
答えてはみたが、意味はよくわかっていない。

●時間を表す場合、「6時半」ではなく、
  「1830(いちはちさんまる)」と言う。

生活の中では相当わかりにくい。

●とにかく「補完」という言葉を多用する。
下手すると人に通じない。

●当然ながらパスワードは「希望」。
しかしパスワードは変えられているのだ。

●キーホルダーやコスプレで楽しむ人たちは
  真のエヴァファンではないと考えている。
でも実はやってみたい。

●「どうすればいいかな?」という問いに対して
  「笑えばいいと思うよ」と答える。
でも、何の解決にもなっていない。


ラジオのおじさん

小学校以来、ラジオ体操はやってないし、
ラジオ体操の放送も聞いてない。
小学校の頃の記憶によると、たしかラジオ体操の放送って、
司会のおじさんが出てきて、

「今日は○○県の○○に来てまーす!!」
わあああああーーーー!!
「ここは○○で有名なんですよねー!!」
わあああああーーーー!!
「では、みんなでラジオ体操しましょー!!」
わあああああーーーー!!
チャーンチャチャチャチャチャチャ、
チャーンチャチャチャチャチャチャ、
チャチャチャチャチャチャチャチャ、
チャチャチャチャチャン、ポロン。
「腕をー前から上に上げてー背伸びのー運動ー」

って感じだった。
マイクのエコー具合と周りから聞こえる歓声からいって
すごく広い所で大勢が集まってラジオ体操している気がする。

大勢のラジオ体操者の前に一段高い所があって、
そこにおじさんがマイク持って立ってて、
一斉に体操している感じだ。

しかも毎朝、「今日は○○に来てまーす!」って感じで場所が変わってるので、
ラジオ体操しながら全国を回っている気がする。
いつか私の所にも来てくれるかなーって思ってたけど、
結局まだ来てないみたいだ。

いつか一緒にラジオ体操したいなー。おじさん。


なんかイヤ

なんか、液体系の薬とか化粧品に
尿素配合」って書いてあると、
なんとなく嫌な感じがするの。
全然関係ないし、清潔だってわかってるんだけど
なんか嫌なの。


ラジオ体操第2

ラジオ体操第2の「筋肉モリモリ」的運動は
一体、体のどこに効き目があるんでしょうか?


トロピカルはいずこ?

ファンタの「トロピカルパンチ」というジュースを知っているだろうか。
ファンタにはかなりの種類があり、
かつ、それぞれイメージカラーがある。
レモンは黄色、グレープは紫、オレンジは橙。
トロピカルパンチは濃いピンクであった。

そのトロピカルパンチがどうしたのかというと、
究極においしかったのである。
おいし「かった」…、つまり今はもうない。
私が中学の頃だったと思うので、6、7年前だと思う。
下手すると高校の時かもしれないので、5年前ぐらいかもしれない。
しかも、わずか3ヶ月ほどしか発売されてなかった。

私はその頃、ジュースは炭酸しか飲まなかった。
同じ110円(当時)で買えるジュースで、より腹がふくれる炭酸系の方が
得だと考えていたのだ。
今でもそうだが、私は飲み物を飲むのがかなり多く、しかも早い。
350ミリリットルの炭酸ジュースなら10秒経つ前に
空にできる。
いや、私の早飲み自慢などどうでもいい。

今日のテーマはトロピカルパンチだ。
炭酸しか飲まない私であったが、新発売のジュースは
必ず飲んでみるようにしていた。
トロピカルパンチもそうやって出会った新発売ジュースだった。
イメージカラーは濃いピンク。
ジュース自体の色は紫。
飲んでみると、すさまじいうまさなのだ。
思わず一気飲みをやめて、缶を見つめ直した。

一緒にいた友達も同じジュースを買っていたのだが
同様に感激していた。
私のキング・オブ・ジュースはコーラだが、
その座が簡単にトロピカルパンチに変わった。
一本飲んだにもかかわらず、もう一本買ってしまうほどの感激。
心はまさにトロピカル

それからはジュースを買う機会があるたび、トロピカルパンチだった。
浮気は一回もせず、トロピカルパンチ一筋で、
水の代わりに飲んでも構わないというぐらいの惚れようだった。
好みなどぶち破って全人類が好むほどのうまさなのだ。

しかしトロピカルパンチは私の前から消えた。
おそらく発売から3ヶ月ほどだったと思う。
本気で絶望した。

ともにトロピカル気分だった友達も同じように絶望していた。
かなり探したが、数ヶ所あった「トロピカル自販機」から
トロピカルパンチはなくなっていた。

誰か知っている人はいないだろうか。
私は忘れられない。
ファンタに電話して再販を頼もうかと思うぐらい、
すごいジュースだった。

トロピカルパンチが消えてから何ヶ月かあとに
似たような「○○パンチ」だかいうジュースが新発売され、
トロピカル再来かと思って飛びついたが、トロピカルには程遠かった。
トロピカルパンチについて知っている人、
もしくは同じくトロピカルに取り付かれた人は
掲示板かメールで連絡ください。


超能力の明日はどっちだ

マインドシーカー」。
よくいろんなところに書かれているので
知っている人も多いだろう。
ファミコンの超能力養成ソフトだ。

クソゲーの話に必ず出てくるので、今では有名だが、
私はファミコンが現役で動いてる頃…、
つまり今から7、8年前にゲームショップで見つけた。

その頃はマインドシーカーなど誰も知らない時代だった。
いろんな中古ソフトの箱の裏の説明を読みながら
ソフトを選んでいた時に、超能力ソフトの説明にぶち当たったのだ。
胸はドキドキし、体は熱くなった。

思えば、超能力にはずっと憧れていた。
「エスパー魔美」を見て、魔美と同じ形で手を上に上げたり、
「ドラえもん のび太の魔界大冒険(だったかな)」を読んで
チンカラホイ」と唱えてみたりしたものだ。

中古で150円だったので、たとえ失敗しても損はないと思った。
それに、もし150円で超能力が身についたら儲け物である。

しかし、実際ソフトをプレイしてみて驚愕。
「『光れ』と強く念じながら、Aボタンを押してください」。
火災報知器の赤ランプのようなグラフィックが画面に映りながら
そんな説明が出た。

私は脳みそをフルに働かせてAボタンに「気」を送りながら
ボタンを押す。

だいたい3回に1回の割合で画面上のランプが光る。
ラ、ランダム?
いや、違う。私の「気」が足りないのだ。
もっと強く念じなければ。

しかも、ある一定回数以上ランプを光らせなければ
次に進めないシステム。
「超能力養成ソフト」というより、「超能力強制ソフト」か?

次は「波線」や「星型」などが書かれたESPカードが
画面に裏向きに並んでいる。
「強く念じて、カードの裏を透視してください」。
そんな説明が出る。

画面上のカードを透視できたとしても
ブラウン管の中が見えるだけじゃ…。
いや、違う。「気」が強ければ、裏のないカードの裏も見えるはず。
しかも、例によってノルマをこなさないと次に進めない。

やってくれるぜ、ナムコ。

最終関門は、なんと連続攻撃。
すなわち、ランプを光らせて、ノルマを達成したら
続けてESPカードを透視し、ノルマを達成したら
次の超能力テストへ、という風に
どんどんテストが続き、失敗すると最初からやりなおし
連続でクリアできる確率は限りなく低い。
あ、いや、「確率」ではない。
私の「気」が弱いのだ。

マインドシーカーのゲームレビューを書いているホームページや書籍は
たいていここで断念しているが、
私はクリアした。

このソフトに使うのは十字キーとAボタン。
十字キーでカードなどを選択し、Aボタンで決定する。
しかし、Aボタンだけでも進む事が出来る。
つまり、カーソルを動かさずにAボタンを押せば
最初にカーソルが選択していたカードに決定されるのだ。
そのため、選択する事をあきらめれば、Aボタンだけでも進行する。

そこで私は連射パッドのAボタンの上にセロテープの台を乗せて
ずーっとAボタンが連射されているようにした。
画面を見ると、デフォルトで選択されているカードに決定されていく。

失敗しようと成功しようと延々とデフォルトの選択肢が選ばれていくのだ。
ランダムのシステム、あ、いや、超能力の試練を
圧倒的なプレイ回数によって強引に乗り越えていくのだ。
しかし、それでもかなりの時間がかかる。
私はファミコンをそのままにして、眠りについた。

朝起きたら、画面はエンディングだった。
ほら、ちゃんとクリアしたでしょ。

でも超能力はまだ身についていない。
やっぱり、ズルしたからですか?

このソフトをデバッグするとき、超能力者が続々と育って
大変だったでしょうね。


ヤング?

会社勤めの時、昼食を買いにずっと通っていた弁当屋があったのだが、
そこに「ヤング弁当」という弁当があった。

そもそも「ヤング弁当」って聞いただけじゃ
中身がなんなのかわからない所が恐いのだが、
そんな事よりも注文した後、弁当が出来上がった時に、
周りに他の客もいるのに「ヤング弁当のお客様〜」って呼ばれるのが
めちゃめちゃ恥ずかしかった。

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