第十二章

交通教育

仕事の帰り道、前を歩いていた親子の会話。

短い横断歩道を赤信号で渡る人々を見て、

少女「なんで赤なのに渡るの?」
父親「ああ、神戸は赤でも渡るんだよ

うむむ…。
事実としては正しいが、教育としては間違っているぞ。

大きくなれ、子供よ。
大人になれば赤と青だけでは割り切れない事もあるんだ。


電車で座ると思う事

電車に乗ってると、なぜそこまで足を広げる?ってぐらい、
馬鹿みたいに股を開いて座っている男性を見る。

場所を広く取りたいのか、もしくは威張っているのかだと思うが、
絶対に足を閉じて座っている方がカッコいいと思う。
股を開けば開くほどバカっぽく見えるぞ。

同様に、片方のひざの上に靴を乗せ、
足の裏を横に見せる感じで足を組む人がいるが、
絶対に足をそろえて組む方がスマートでカッコいいと思う。

だから私は必要以上に足を広げて座ったりしないし、
足を組む時はふとももを重ねるように組む。

しかし、普通にしてても多少、足が広がってしまうのはわかる。
足の力を抜いて楽にすると、肩幅と同じか、やや広いぐらいの幅になるはずだ。

女性もたぶんそれぐらいが普通だと思うのだが、
女性が足を広げて座ると、はしたなく見えてしまうので
たいていの女性はピッタリと足を閉じて座る。

このため、男性同士が横に並ぶと
よくひざが当たる。
特に、隣が足を広げて座るタイプだと
たとえこっちが足を普通にしてても絶対に当たる。

これがものすごく不快なのだ。

電車の座席を上から見た図:
電車の座席
青が男性で赤が女性。この図を作るのに1時間。

やたらと気になるし、相手の体温が伝わってくるし、
とにかく落ち着かない。

隣が女性の場合は、女性の方が足を閉じているだけに
まず当たらないだろう。

そこで考えた。
男性と女性が交互に座るのはどうだろう。
これならば足が当たる事はないので
気持ちよく電車に乗る事ができるはずだ。

図:
電車の座席

しかも、通勤しながら合コン状態である。
最高!

メタクロ読者の中で鉄道会社に勤めている方、
さっそく明日の会議で取り上げてください。
怒られたらごめん。


でか文字指南

私の書くエッセイや日記で、
こうやって文字を大きくする事がよくあるが、
これが簡単なようで意外と難しいのだ。

まず、文字を大きくするのは、「ここがオチだ」とか、
「ここで笑えるだろう」というところで使う。

例:

こないだシューマイを6個買ったんだけどさー、
家に帰って箱を開けてみたら4個しか入ってないのねー。
で、店に文句言ってやろうと思ったんだけど、
よく見たら実は箱のふたに2つくっついてただけだったよ。

それでさー、先週、俺のおばあちゃんが死んだのねー。
で、最後のお別れにって棺桶開けたら
入ってるはずのおばあちゃんがいないんだよ。
親せき中、すごい騒ぎになったんだけど、
よく見たら棺桶のふたにくっついてただけだったよ。

うまく使えば、普通に書くよりも笑いを加速させる事ができるのだが、
かといってやたらと使いすぎるとオチがボケてしまう。

例:

こないだシューマイを6個買ったんだけどさー、
家に帰って箱を開けてみたら4個しか入ってないのねー。
で、店に文句言ってやろうと思ったんだけど、
よく見たら実は箱のふたに2つくっついてただけだったよ。

それでさー、先週、俺のおばあちゃんが死んだのねー。
で、最後のお別れにって棺桶開けたら
入ってるはずのおばあちゃんがいないんだよ
親せき中、すごい騒ぎになったんだけど、
よく見たら棺桶のふたにくっついてただけだったよ。

こうなると単にうるさいだけで、
どこで笑えばいいのかわからなくなってしまう。
しかもすごく読みにくい。
数ヶ所で文字の色を変えたりするのも同様だ。

そのため、できるだけ絞って使う必要があるのだが、
場所を間違えるとまったく意味がなくなる。

例:

こないだシューマイを6個買ったんだけどさー、
家に帰って箱を開けてみたら4個しか入ってないのねー。
で、店に文句言ってやろうと思ったんだけど、
よく見たら実は箱のふたに2つくっついてただけだったよ。

それでさー、先週、俺のおばあちゃんが死んだのねー。
で、最後のお別れにって棺桶開けたら
入ってるはずのおばあちゃんがいないんだよ。
親せき中、すごい騒ぎになったんだけど、
よく見たら棺桶のふたにくっついてただけだったよ。

このように、文字を大きくしている効果がまったく出ていない。
というのも、「シューマイを6個買った」事や「おばあちゃんが死んだ」事は
全然面白い事ではないからだ。

この話のオチは「箱のふたにくっついていた」事だから
そこを目立たせてやらなければならない。

読んでいる人が笑うところと、文字を大きくしている場所が
ピッタリ一致してはじめて意味があるのである。

でも、文字を大きくする場所がどこにもないってぐらい、
オチのない日記しか書けない時もある。


アンゴルモアなアイツ

居酒屋に入ったら、アンゴルモアの奴が飲んだくれていた。

「こんなとこで何してんだ。もう7の月だぞ」

そう言ったが、こっちを向こうともしない。

よくよく話を聞くと、誰も噂してくれないから
破壊する気にならないらしい。
常に自分が話題の中心でいたいんだってさ。
たまにいるよな、こういうやつ。

「自分だけが不幸だと思うなよ。
 誰でも悩みはあるんだ」

そう言ってやったら、しぶしぶ店を出ていった。
多少はやる気になったのかもしれない。

そういうわけで、もうすぐしたら降ってくるから
もうちょっとだけ待っててやって。


手を洗ってから流せ

トイレの中で一番汚いところがどこか、考えた事がある。
ハッキリ言って便器ではない。
だって便器はちゃんと水を流すもん。

汚いのは水を流すために触るレバーの部分。
それとか、男子用の便器のポチッと押す部分。
だって、あそこを触る時ってまだ手を洗ってないから。

その後すぐに手を洗うから大丈夫って考えている人もまだ甘い。

水道の蛇口をひねって手を洗い、
綺麗になった手で、さっき汚い手で触った蛇口を閉める。
だからやっぱり手は汚いまま。

トイレ内で味わえる世の中の矛盾。


アート in the ファミレス

ファミレスに行くと、このような伝票置きがある。

伝票置き

透明のプラスチック製で、
これに伝票を丸めて差し込むようになっている。

1ヶ所だけでなく、いろいろな店で見た事があるので
結構使われているアイテムだろう。

しかし私はこれの画期的な置き方を発見した!!
逆さにするのだ。

画期的な伝票置き

逆さにするだけで、何倍もアートっぽくなる。
すごくセンスのいい置き物に見えるではないか。
しかも、きちんと伝票も差せる。

私はこの置き方を全国に広めるべく、
店に入ってこの伝票置きを発見すると
必ず逆さにするようにしている。

私が店を出ていった後、
ウェイトレスがこの伝票置きの画期的な使い方に感動し、
次に同じ店に来た時にすべての伝票置きが逆さになってたら私の勝ち。

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