第十五章

意外と気づかない事

「太陽が出ているのに、今日は『以外』と寒い」
なんて、「意外」を「以外」と間違えている人が意外と多い。

ホームページなんか見てても
意外のつもりで以外と書かれている時が意外とあったりする。
そこで、意外をきちんと意外と書いている人以外には
ちゃんと意外って書いてって事を今日は言いたいわけ。

だって、意外ってつもりで読んでるのに以外って書いてたりすると
意外に変な気分で気持ち悪いまま読み終えちゃったりする時が
楽しい気分の時以外は割とあるわけ。

人気のないページでも意外と面白い文章が書いてあったりするけど
意外が以外だったりすると
文章の面白さとの意外で意外とびっくり、そして興ざめ。

なんて、意外に多くの人が意外を以外と書いてるからって
ここまで気にしてる人は私以外には意外といないのかも。


ポテチの袋

たまにあるの。開けにくいポテトチップス。
いや、別にポテトチップスじゃなくてもいいんだ。
サッポロポテトとかえびせんとかカラムーチョとか
ようするに、ああいう系統の袋に入ったスナック菓子ね。

ホラ、普通こう、上の方を両手で持って引っ張って開けるよね。
でも、たまにめちゃめちゃ固い袋がある。
なんか、開かないし。
粘れば粘るほど、開かなくなるし。
まだ開けてないのに手が油でヌルヌルしてくる気がするし。
袋もぐにょぐにょになって、どんどん開けにくくなるし。

めっちゃムカつく。
袋を逆さにして反対側から開けようとしても
やっぱり開かなくて、めっちゃムカつく。

袋の裏の注意書き。
「開けにくい時は切り口からお開けください」

いやなの!
縦には開けたくないの。
っていうか、負けたくないの。袋に。そして自分に。

そのギザギザを利用して縦に切り開けるヤツは負けなの。負け犬なの。
俺はどうしても、こう、上の部分を左右に開いて開けたいの。

そんで袋の背中の部分までぴーって開けて
袋が全開の状態にしたいの。その方が食べやすいの。
それでテレビ見ながら食べたいの。


爆弾魔のススメ

やめませんか、もう。
あの、「赤と青の線、どっちを切ったらいいんだー」ってやつ。
もういいでしょ。

爆弾作る人みんな、重要なコードを赤と青に。
片方は解除、片方は爆発。そんなバカな。

「赤か…。青か…。赤!!い、いや、青だ!!」
青いコードを切り、目をつぶる。
ゆっくりと目を開けると、残り時間2秒でタイマーは停止している。

そんなバカな。
わかりやすすぎ。そんなの爆弾魔、失格。
私ならもっと変える。

たとえば赤と青のコード、どっちを切っても爆発。
実は両方とも切らなかったら爆発しなかったのに、とか。
助けようとしてコードを切ったがために爆発。

それとか赤と青のコードじゃなくて、
スカイモスグリーンとライトペパーミントグリーンとか(そんな色あるのか?)。

「どっちのコード切ればいいんだ!」
「スカイモスグリーン!緑の方だ!」
「両方緑だよー!」
「ちょっと色の薄い方だって」
「ええっ。どっちも似たように見えるけどー」
「ホラ、黄味がかった青い空に緑をたらしたような色だって」
「わかんないって!!」
ドカーーーン!!

とか。

それとか、残り時間を示すタイマーを10分遅らせておくとか。

「大丈夫か!もう時間がないぞ!」
「大丈夫だ!まだ10分ある!
 俺なら10分あれば解除できる。まかせろ!」
ドカーーーン!!

とか。


新型電車シート

通勤で毎日電車に乗っているが、電車を待っている時だけ本を読み、
電車に乗った後は寝る事が多い。
足りない睡眠時間を電車の中で補うのだ。

私と似たように電車の中で寝る人はかなり多い。
「寝る」という、普段、他人には見せない行為を
知らない者同士が集団で行うのは電車の中ぐらいではないだろうか。

それはまあいいとして、寝た時に体を支える力が弱まり、
左右どちらかに傾いてしまう人がいる。

私はたいてい真っ直ぐな姿勢で寝ているので
左右にもたれる事はないのだが、逆にもたれられる事はよくある。

それがサラリーマンや男子高校生の場合は、剣山でも置いておこうかと思うが、
相手が年頃の女性の場合は一切抵抗しない。
むしろ、電車の振動を私の体で吸収し、睡眠を妨げないように配慮するほどだ。

男性の場合は、もともと体が重いせいもあって、
もたれられるとかなり辛い。その上、あまりいい気分ではない。
しかし、女性、それも恋愛対象となりうる範囲の人であれば
全然嫌な気分はしないのだ。
もたれられた時もソフトな感じなので、さほど辛くはない。

たまに、周りから見るとカップルに見えるんじゃないかと思う時がある。
それほど無防備に、もたれてくる女性もいる。

おそらく私以外の男性も似たようなものじゃないかと思う。
女性にもたれられるのは悪い気分ではない。

そこで考えた。
最初から男性にもたれる事を想定して作られたシートというのはどうだろう。

新型電車シート
新型の電車用シート(8人用)。正面から見たところ。
テーマは「仲良く乗れる。仲良くなれる」。

あとは男女交互に座るだけ。
シートの傾きによって、意識せずとも女性が男性にもたれかける形になる。

座り方

おおっ!!なんと素晴らしい!こんな電車ならずっと乗っていたい。
触れ合った肩から恋が始まることもあろうに。

ただし、男女交互が絶対原則。
甘えん坊の男性は女性と席を入れ替わるのも可。

この座席ならば意識的に好みの異性の隣に座ろうとするだろう。
2人の女性が1人の男性を取り合うなど、
興奮の通勤風景が繰り広げられるはずだ。

でも、どうしても好みじゃない男性の隣に座っちゃった女性は、
こうやってがんばれ

抵抗の仕方


久しぶりの図解エッセイ。
またつまらぬ物を作ってしまった(作業時間1時間半)。


待ち合わせの時のドラマ

私は人に迷惑をかける行為がとても嫌いだ。
もちろん気をつけてても迷惑をかける事があるだろうが、
少なくとも自分でわかる分については注意している。

だから人と待ち合わせする時も遅刻はめったにしない。
自分が遅刻して相手を待たせるぐらいなら
相手の遅刻を待つ方がいいぐらいだ。

それはいいんだけど、待つ身なゆえに悩む事がある。
相手を待ってる時にどうしても喉が渇いたりトイレに行きたくなった時に
非常に困るのだ。

まだ待ち合わせ時刻になってないならいいんだけど
もう時間が過ぎてるなら、もし自分が待ち合わせ場所を離れてる時に
相手が来たら困る。
相手が来た時に自分がいなかったら、
私がもう帰ってしまったと思われてしまうかもしれないし、
はぐれてしまうかもしれないからだ。

でもトイレとかは行きたい時に行っておきたい。
で、
「たぶん、もうしばらく来ないから今のうちにトイレ行こうかな」
とかって思うんだけど
「いやいや、そういってトイレ行ってる間に来たら困るしなー」
とかって思いとどまる。

んで、それから5分ぐらいしてもやっぱり相手は来なくて
「あー、こんな事なら、さっき『トイレに行こうかな』って思った時にトイレに行っとけば
 相手が来ないうちに済ませられたのにー」
とかって後悔する。

んで、
「まだ来そうにないし、とりあえずトイレ行こうかなー」
ってまた思って
「いや、とか言いながら来たりするんだよなー」
ってやめたり。

やっぱりそれからの5分も相手は来なくて
「なんだよー。やっぱりこの5分でトイレ行けたじゃんー」
とかって思ったり。
んで、
「もう今度こそトイレ行く!
 こういうのはパッて行った方が大丈夫だったりするんだ」
とかって思ったけど
「でもさっきから15分は経ってるし、そろそろ来たりするかも」
とかって思って待ってたら、やっぱりまだ来なくて
んで、……(以下エンドレス)。

結局相手が来てから、
「あっ、俺、ちょっとトイレ行っていい?」
とかって相手が着いた早々トイレに駆け込んだり。
相手にしたら
「時間いっぱいあったんだからトイレぐらい済ませとけばいいのに」
とかって思うんだろうけど、違うんだー。
君を待ってる間に、君のために葛藤と戦う僕の熱いドラマがー!
でも相手の目には「出会っていきなりトイレに行く間の悪い男」として映ってる。

こんな経験ないですか?
ちなみに最近はデートする機会も相手もいないので
こんな心配はないんですが。


ゴキブリ奮闘記

先日、今年初めてのゴキブリが現れた。

私の部屋は自宅の2階にあるのだが、
夕飯を食べ終え、自分の部屋へと行こうと階段を上っていると
頂上付近でいきなり私に向かって小型のゴキブリが走ってきた。

私の思考回路:

目の前の虫の色は茶色
     ↓
しかもかなり速い
     ↓
ゴキブリに違いない
     ↓
今年も出やがった
     ↓
「コンバット」置いてたのに(かなり効く)
     ↓
よく考えたら1階にしか置いてなかった
     ↓
だって今まで2階でゴキブリを見た事ない
     ↓
っていうか、殺虫スプレーどこだっけ
     ↓
スプレーがあったとしても倒す自信がない
     ↓
モーニング娘。の新曲は結構いい
     ↓
早く逃げなければ
     ↓
でも階段の途中だし
     ↓
背後にジャンプすればケガをする
     ↓
スタープラチナ・ザ・ワールド(時は止まる)
     ↓
こうなったらゴキブリを飛び越えてやる
     ↓
俺の部屋までもう少しじゃないか
     ↓
部屋に入ればこっちのもんだ
     ↓
おおおぉぉぉぉ!飛んでやる!
     ↓
田中麗奈、僕を守って!

以上、約0.8秒。

図解(20%ウソ):
4分の1ひねり
発見直後の私のセリフ「うおっ!」

ゴキブリを飛び越えるのを成功させると
すばやく自分の部屋に入り、ドアを閉めた。
そして体にゴキブリが付着していないかチェック(ゴキブリは油断ならない)。

しかしながら、倒さずに避難したため
出るに出られなくなった。
ドアは完全に閉めているし、ガラス戸ではないので外の状況がわからない。
開けた途端、ゴキブリが飛び込んでくるかも、と考えると
外に出られないのだ。

ちなみに私の部屋の出入り口はこのドアだけ。

そしてインターネットやゲームなどをして現実逃避をした後、
結局、トイレも歯磨きも我慢して、その夜は無理やり寝た。

次の日、さすがに仕事なので起きないわけにもいかず、
ドアを開けて顔だけ出し、入念に辺りを見まわしながら
少しずつ前進するといったSWATのようなチェックをしながら1階まで降りた。

その日の夜、1階の廊下で1匹のゴキブリが母の手によって駆除されたが、
それが昨日のゴキブリと同じ物かどうか確かめる術はなく(なんとなくサイズが違う)、
恐怖の夜は続く。


好きだった人を嫌いになること

以前、好きだった人を嫌いになること。

嫌いになったから別れたのか、
別れたから嫌いになったのか。

どっちにしろ、今はもう好きになれない。
あんなに好きだったのに。
ずっと続く気持ちだと思ってたのに。

相手の理不尽が許せなくなったとき。
「嫌い」が「好き」より大きくなったとき。

今、考えても僕は間違ってないと思う。
でも、本当は間違っていたのか。

僕は間違ってないと僕を信じた。
彼女は間違ってないと彼女を信じた。
二人しかいないから結論が出ない。

相手のことが許せなくなったとき、それは壊れた。

僕のものは壊れたら直せない。
直せる範囲にあるとき、僕は壊さないから。

彼女は壊れても直せると思っているのか、今までも直ってきたのか、
それを必死で直そうとした。

でも、一度壊れた僕のものはもう直らない。
だから壊さないようにしてきたのに。

一度壊れてしまうと嫌なところばかり見えてくる。
綺麗なものがどんどん汚れていく。
壊れたものがどんどん壊れていく。

そして思う。
次は壊さないようにがんばろう。

以前、好きだった人を嫌いになること。


無愛想

みんなにいい顔しようとは思わない。
仮面をかぶって生きるのは嫌いだから。

簡単に自分の弱いところを見せたりしない。
悩みは誰にも相談しない。
困ってても誰にも頼らない。
悲しみも寂しさも押さえ込む。心をコントロールする。

自分の弱いところを見せたくないから。
心の奥底を踏み荒らされたくないから。

よく思われるために愛想をふりまくぐらいなら
誤解されていた方がいい。
わかってくれる人はわかってくれるから。

無理してみんなに好かれようとは思わない。
僕のことを知らない人から嫌われても構わない。

愛想が悪いと言われても、冷めていると思われても、
自分を偽って好かれるぐらいなら、関わらないで嫌われていたい。
愛情を安売りしたくないから。

本当に信頼できる人にだけ心を開く。
精一杯、自分を見せる。

昔からそうやって生きてきた。
だから平気。
ほんとの僕のことを知ってる人はあんまりいないけど、
にせものの僕を演じるぐらいならそれでいい。

嫌いな人に媚を売ってアメをもらうぐらいなら
僕は一人で花を眺めてる。

嘘をつくのは嫌だから。
わかってくれる人がいると信じているから。

自分のことを嫌いになりたくないから。

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