第十八章

第3回恋愛週間 1日目

いきなり第3回恋愛週間とか始めてみたり。
今回はちょっと渋めの恋愛観などを。

これはあくまで私の非常に個人的な意見と推測であって
一般の男性が私と同じ考えであるとか、
一般の女性が私の推測通りであるとは思わないでください。
私の個人的な恋愛観ですから。

割と早い段階で恋人との関係が進むと
女性は「普段はこんなに早くないんだよ」とか言う。
「いつもは落とすのが難しい私だけど、
 今回はたまたまスムーズに進んだだけ」という感じだ。

やはり「軽い女に見られたくない」という意識だろうか。
「誰にでも簡単に心と体を許すような安い女と思われたくない」という想いを抱く女性は多いと思う。
体目当てで付き合う男女が世間に増えているからだろうか。
恋愛がスムーズに進む事で、そんな男女と同等に見られているんでは、と
不安に感じるのだろう。

これはもちろん男である私も同じで、
誰にでも声をかける軟派な男じゃないというような事を
女性に言う事がある。
気持ち的には女性が感じるものと同じだ。

実際、誰にでも声をかけるような事はしないんだが
それ以上に、「あなたへの恋愛感情は本物だと信じて欲しい」という
気持ちを表したいからだ。
適当に遊び目的な付き合いじゃなくて、真剣に好きだからこそ
心も体も求めるのだ、と。

もちろんそれは何の証明にもならない。
「私は嘘つきじゃない」という言い訳が意味がないのと同じで
(正直者であっても嘘つきであってもそう言うから)、
「軽い男ではない」という説明には何の説得力もないのだ。

本当に軽い男でない事が相手に信用されるには
もっと時間が必要だ。

しかし人は言う。
「君は今まで会った人の中で最高だ」
その瞬間は本当にそう思っている。それを信じている。

真相は時間とともにわかる。


第3回恋愛週間 2日目

私は二股をかけた事や浮気した事はないが、
そんな気持ちはわからなくはない。

その瞬間は確かに好きなのだ。
ひとり前の恋人とふたり前の恋人のどっちの方が好きだったかが
決められないのと同じように
付き合っている瞬間は間違いなくその人の事が好きなのだ。
(今は今の恋人が一番好きだと思うが)

もちろん同時に複数の人を好きになる事なんてできない、という人もいるだろうが
私の場合は「可能」だ。
ただし、「できるけどしない」のだ。

それは「そうするのは悪い事だ」「彼女を悲しませる」などという意識があって
理性によってそのような行動をしないようにしているのだ。
そしてそれは今までの人生で一度も破られたことはない。

付き合いだしたばかりのラブラブな時は
完全に一途な状態で、他の異性などは目に入らない。
自分の彼女が一番だと思っている。

だが、恋人と長く付き合っていて、ある程度馴れ合っている関係であれば
街で見かける美人や職場の女性の方が新鮮味を感じるのは事実だし、
「少しぐらいなら食事したり遊びに行ったりしたいな」とふらりと思ったりもする。
それはそれで楽しいのだろうけど、理性がそれを止める。

説明しにくいが、あれに似てるかもしれない。
銀行強盗しない決心と。

もし仮に、銀行強盗をしてもまったく罪に問われず、誰も困らず、
世間体も問題なく、なんの不自由も起こらないとすれば
私は銀行強盗をするだろう。
正直、金が欲しいからだ。

しかし、それをしないのは
それが犯罪であり、人としてやってはいけない事であり、
多くのものを失う行為だからだ。

浮気も同じで、いろんな女性と付き合ってみたい気持ちはある。
しかしそうする事で、大事なものを失うのが嫌なのだ。
自分の愛する人を裏切ったり悲しませたりするのは辛い。
その辛さは浮気の魅力よりも上回る。だから浮気はしない。

じゃあ、絶対にバレないなら浮気をするのか、というと
やはり私はしないと思う。
なぜだろう。わからない。

絶対にバレなくても、たぶん自分の心は痛む。

さっきの銀行強盗の話と矛盾している。

その違いが、私なりの愛情。


第3回恋愛週間 3日目

私は好きな人にも話さない話がある。
言いたくない話だからだ。
特に話していないけど、もし聞かれれば話すという話もある。

恋人に秘密を持って欲しくないと思う人もいるだろう。
なんでも話して欲しいと思う人も多いと思う。
しかし私はそうは思わない。

もちろん、秘密で他の男性と付き合っているとか、
私の知らないところで犯罪を犯しているのは嫌だ。

そういう事ではなく、
話したくない事があるのは人として当然だから
無理に話してくれとは思わない、と言っているのだ。

「なんでも話せる仲」にはなりたいが
「すべてを話さなきゃならない仲」「秘密を持ってはいけない仲」にはなりたいとは思わない。
いくら好きでも、話すべきでない話や秘密にしたい事があるのは当然だ。
そこを無理に打ち明けさせると、非常に負担がかかったり
逆に仲が悪くなってしまう。
「他の人には話せないけど、この人には話せる」というほどの仲は素晴らしいと思うが、
「私には何でも話して」と無理強いするのはおかしい。
「秘密を持つ=愛していない」という考えがおかしいのだ。

親や友達や恋人に話したくない事があるのは当然だろう。
人生に汚点のひとつやふたつはあるはずだ。
思い出したくない事は心の中にしまっておけばいいと思う。
恋人の事を想うのなら無理にこじ開けるのはできないはずだ。

私の好きな人へ。
私には話したい事だけ話してください。


第3回恋愛週間 4日目

いまだに「金は男が出すもの」とか思っている人がいる。
男でも女でも、そういう意識がある人がいる。
信じられない。

もちろん、何から何まで細かくワリカンすべきだ、とは言っていない。
そこまで金にうるさくないが、ある程度の均衡を保つべきだと思う。

さっきの店で相手がお金を払ったから
今回の昼食は私が払う、みたいな感じでいいのだ。
「持ちつ持たれつ」、これが最高にいいと思う。
細かい事は置いといて、だいたい同じぐらい出費してる。恨みっこなし。

女性は化粧や服やアクセサリーで出費が多くて大変なのだから
デート代ぐらいは男が出すべき、などという勘違いには閉口する。
しかし、実際にそういう事を言う女性もいたりする。
しかも、そうやって着飾るのは彼氏が喜ぶからだ、とか言う。

相手のために化粧や服を買うのだから
その代償としてデート代は出せ、という事なのだ。
そんな人とはデートしたくもない。どんなに好みの人でも。

好きな人と会うのは楽しい。
どこかに遊びに行くのも楽しい。
でも金額の大小はあるにしても、絶対にお金は必要なのだ。
それをいつも男性側が持つというのはおかしくないだろうか?

別に私が男だから言っているのではない。
「二人で」遊んでいるのに「一人が」出費する。
おかしいだろ。それは。
おごっている方はそれでいいのか?
おごられている方もそれでいいのか?

どんな金持ちと付き合うにしても、やはり「持ちつ持たれつ」で支払うべきだと思う。
だからこそ、たまにおごってもらった時に嬉しい。

いつも女性におごっている人は不安にならないのだろうか。
女性がデートしてくれるのは自分に魅力があるから?
それともおごってくれるから?

私はワリカンでもデートしてもらえるよう、自分を磨きます。


第3回恋愛週間 5日目

女性読者から―。
『男性って、相手が自分に気があることを確認すると
 努力をやめてしまいませんか?』

なるほど。確かにそうかもしれない。
いわゆる「釣った魚にエサはやらない」というやつだ。

好きな人をゲットするまでは好かれるように嫌われないように
さまざまな努力をする。それこそすべてをかけて。

ただ、一旦、彼女からの愛情を確信すると
ものすごく安心してしまうのだ。
「彼女はもう自分のもの」
女性に対してすごく失礼な表現だとは思うが
おそらく男性はそんな気分になってしまう。

なんというか、大学に合格した後も勉強し続けるのは
相当の覚悟と決心が必要なのだ。

じゃあ、彼女の事は大事じゃないのかというと
全然そんな事はなく、実はすごく大切だ。

付き合いはじめの頃とどう違うかというと
「優越感」と「安心感」だ。
彼女にとって自分は他の男より価値があるんだという「優越感」と
もう彼女が他の男に揺れる事はないはずだという「安心感」。
このふたつの気持ちが女性への努力を緩めさせてしまう。

しかも、このふたつの気持ちにやたら自信を持ってしまうのだ。
「自分がフラない限り、彼女の方からフラれる事はない」みたいな自信を。

男性は別れた昔の彼女に対しても
「まだ彼女は自分の事を好きなのでは」という気持ちを抱いてしまったりする。
しかし、実際には女性はさっさと新しい彼氏を作っていたりするのだ。

今、付き合ってる彼女に対しても
努力をやめると愛情が冷めてしまう可能性はあるのだが
それを考えず、自信を持って「安心」してしまう。

女性に勘違いしないで欲しいのは、
決して彼女への愛情が冷めたり、なくなったりしているわけではないのだ。
安心しているだけで、やっぱり彼女の事が好きなのである。

でも女性の方は、「努力されていない=愛されていない」とか
「最初に比べて扱いが軽くなった=大事にされていない」とか思うだろう。
そこが男性と女性の感覚の違いだと思う。

少なくとも私は、最初の頃と態度が変わっても
恋人への愛情は減っていない。
いや、むしろより強いものになっている。

いつ嫌われてしまうかわからない不安定な初期の頃は
必死で愛情を稼ごうと努力するが、
相手の愛情を確実に信用できるようになった安定期には
確かめなくても両想いだと信じているのだ。

ただ、女性には「最初の頃はもっと優しかった」と感じられたり
「なんか最近、扱いが適当」と感じられるかもしれない。
しかし「最初の頃の愛情 > 安定期の愛情」ではないのだ。
(もちろん、実際に愛情が冷めている場合もあるかもしれないが)

女性は「それでも最初の頃みたいな方がいい」と思うかもしれない。

だから、安定期に入った時も彼女に満足してもらえるよう、
最初の頃とはまた違う努力をしていこうと思う。
違う形で、彼女を一番大切に思っている事をわかってもらおうと思う。

過去を振り返って「最初の頃はよかった」と思われるのではなく
「最初の頃もよかったけど、今は今で満足」みたいな気持ちになってもらえるよう、がんばろう。


第3回恋愛週間 6日目

女性読者から―。
『付き合いだしてしばらく経つのに
 何もないときの気持ちってどうなんでしょう?
 タイミングがつかめないとか、大切にしたいとかなんでしょうか』

ある程度の時間が経つのに、男性が何も手を出してこないという事だろう。
手を出すのが早すぎるとかなり失礼だが
相手が焦れるほど何もしないのもそれはそれで失礼なのかもしれない。

何もされないと、女性は「自分に魅力がないのか」などと不安になるのだろうか。
しかしながら、何もする気が起きないような相手を
デートに誘ったりする事はないので
間違いなくいろいろしたいと思っているはずだ。

さっきも書いたが、まだたいして打ち解けていないのに
あせって手を出したりすると嫌われてしまう。
そうなると謝ったところで修復はできず、ほぼ破局となるだろう。

男性側としてはさっさと手を出したいのだが
その破局を恐れて、タイミングを見計らうのだ。
つまり、手を出しても嫌がられない時期を見極めるのである。

この「嫌がられない時期」というのは女性によってさまざまで
会ったその日でも大丈夫な場合と、
極端な話では結婚するまでダメという人もいる。

だからこそ見極めは非常に難しく、
女性との会話や態度から、その時期になっているのかどうかを敏感に感じ取って
相手の嫌がらないような手段・状況にて手を出す。

男は男であまり女性に焦らされ過ぎると、自分に気がないのかと思ってしまう。
このあたりは早すぎても遅すぎてもうまくいかず、
いわゆる相手との「駆け引き」になる。
恋愛になりかけている時期の非常に楽しい時でもあるし、
不安でドキドキする時期でもある。

あと、「手を出してこない=大切にしたい」ではないと思う。
好きだからこそ手を出したいのであって、
手を出してこないのは単に勇気が出ないからだろう。
相手に嫌われるのが怖くて踏み切れないのだ。
それは相手を大切にするというのとは違う。

ただ、実は長引かせれば長引かせるほど
手を出しにくくなるのだ。
何ヶ月も何もしなかったのに急に手を出されたりしたら
女性の方だって怖いだろう。
とにかく勇気を振り絞って一気に行くしかないのだ。

タイミングがつかめないというのもあるかもしれない。
あまりに人気(ひとけ)の多いところだと
いくら手を出したくても出せないという事もある。
デートの時に、そういった行動がしやすい場所へと
スムーズに案内しなければならないのだ。

「男性が何もしてこない」という相談に対して
「じゃあ彼女の方から誘えばいいんだよ」と回答する人がいるが
男性でもすごく勇気がいる事を女性に強いるのは酷だ。
それに、かわいくねだられるぐらいならともかく、
あまり大胆に女性から誘われても逆に男性が引いてしまう。

さらに勘違いしないで欲しいのは「手を出してこない=女性側に魅力がない」のでもない。
何とも思ってない人を誘う人もいるかもしれないが、
私としては魅力を感じない人はデートにすら誘わないのだ。
デートに誘っている限りは女性に魅力を感じているのである。

ある程度の経験を積めば、勇気を出せずに
何もできないまま二人の関係が終わってしまう事が
どれほど後悔するものかわかるのでなんとかがんばるのだが、
最初のうちはそれができないのだ。

このあたりは好きな人に告白する勇気と似ている。
二人の関係を壊すぐらいなら告白せずにいた方がいいように感じるが、
それでは少しも前に進まない。
より親しくなるには勇気を出して告白するしかない。
それしか道はないのだ。

女性に手を出す勇気が出ない人は
女性から誘ったところで逆に動揺してしまいそうだから、
これはひたすら待つしかないと思う。

もしくは、その男性の事をあきらめるか。
その事で男性が後悔すれば、次の女性からは勇気が出るかもしれない。
うまくいかなかったのは勇気が出せないのが悪いのだ。

女性に手を出さない事について、それ以外の理由としては
もしかするとキープされているのかもしれない。
別の女性に言い寄っていて、うまくいかなかった時のために
ほどほどな親しさを保っている。

手を出してしまうと、いざ別の女性とうまくいった時に「私に手を出したくせに」と言われてしまうので
既成事実を作らないように、それでいて
いざという時にはスムーズに親しくなれるように
微妙な関係を作っているのかもしれない。

どちらなのかはわからないが、
それ以外の理由は特に思いつかない。
少なくとも私に関しては、好きな女性には好きだからこそ手を出そうと思うし、
相手に嫌がられない時期だと見極めれば勇気を出して行動する。

「相手の事が大切だから手を出さない」のではなく、
「相手の事が大切だから相手が嫌な気分にならないように気を使って手を出す」のである。

好きなものほど手に入れたい。
大切ならばなおのことだ。


第3回恋愛週間 7日目

「どんな人が好みなのか」
そういう事を聞かれる時がある。

私は根っからの理系で、普段からロジカルな考えなのは否定しないが
だからといって何でも冷静に考えたり、計算づくで行動しているわけではない。
私は、顔つきや仕事をしてる時の態度から、
冷たくて真面目な人間だという印象を持たれがちだ。

だがそれは、誰にでも自分の弱いところを見せるのが嫌で、
簡単に甘えたり頼ったり悩みを打ち明けたりしないせいだ。

当然ながら、みんなの知らないところでは
悩んだりくじけたり自信をなくしたり失敗したりしている。
機嫌が悪い時もやる気が出ない時もある。

でもそれを周りに伝えて周囲の人まで嫌な気分にさせるのは
間違っていると思うのだ。
弱音を吐くのは簡単だが、自分だけでなく周りの人の事も考えてみる。
すると弱音を吐く事はあまりいい事ではないとわかる。

私は何も努力せずに弱音を吐く人が嫌いだ。
他人に迷惑をかける人も嫌いだ。

ちゃんと相手の事を考えられる人は
そのへんが大丈夫なのだ。

そういう意味で「思いやりがある人」、
「相手の立場に立って考えられる人」は好きだ。
周りの迷惑も考えずに騒ぐ人や
自分の事しか考えられないわがままな人は嫌いだ。

見た目的な好みもあるが、その時によって違うし
相手を好きになれば、見た目も含めて好きになる。
もちろんかわいいに越したことはないし、
見た目も好みのうちのひとつである。
どうしても外見が好きになれない人もいる。

あと、タバコを吸う女性は好きになれない。
吸っている姿を見るのも嫌だ。

もともとタバコが嫌いなのだが、女性が吸うのはなおさら嫌だ。
「男と女で差別するのか」と思うかもしれないが、
太っている同性の友達は平気でも
太っている異性は許せない、とかいう気持ちはあると思う。
それと同じだ。

話のついでだが、太っている人も好きになれない。
別に、胸が大きい方がいいとか
スタイルがいい方がいいとかにはこだわらないのだが、
太っている人は好きになれないのだ。
これはもう好みだとしか言いようがない。

あとは実際に相手を見て考える。
相手がどんな人かよくわかってくれば
「好み」か「好みでない」かハッキリする。

好みのタイプってその程度のものだろう。

恋愛っていうのは「自分の好みの人を見つける事」じゃなく
「相手の事を好きになる事」だと思うので。


第3回恋愛週間 8日目

女性読者から―。
『ワタクシ17歳高校生なのですが、
 管理人様と同じくらいの年の方を好いております。
 まったく恋愛対象として見てもらってないのは分かっているのですが、
 なにぶんスキンシップの激しい方なので
 ドキドキして誤解してしまって。
 友達としてすごく仲良くしてもらっているのですが、
 やっぱり辛いものがあります。

 大人の男性の方は、ひとまわり近く年下の女の子を
 どう思っているのでしょうか。
 男女間の友情ってそんな関係でもアリなんですか? 』

私は今23歳なので、相手はそのあたりの年齢の人なのだろう。
これは正直、人によるので私の意見は参考にならない。
だが、せっかくなので、あくまで私の場合の考えを書く。

まず17歳という年齢についてだ。
私から見ると17歳というと高校生で、まだまだ若いというイメージがある。
いざ付き合うとなっても金銭面や時間の面でずいぶんと感覚が違うだろう。

私は社会人なので主に土日に自由になる。
しかし早く帰宅することのできる高校生にとって
平日でも自由になる時間は多いだろう。
逆に、土日はバイトなどで忙しいかもしれない。

さらに毎月そこそこの給料をもらっている私にとって
デート代もある程度は出せる。
しかし、高校生にとっては1万円でも大金だろう。

そういった意味で、付き合っていく際の感覚の違いが大きそうだ。
性格うんぬんの前に、いろいろな面でどちらかに負担がかかるだろう。

私は相手の実年齢よりも精神年齢を気にするので
相手の事を考えられるしっかりした考え方ができるのなら
かなり年下でも大丈夫だ。
逆に、年上でも自分勝手な人とは付き合う気がしない。
そういう意味では年齢の壁は薄いが、
堂々と他人に言うのは辛そうだ。

『17歳の女の子と付き合っている』
23歳の私が誰かにそう言うのはかなり辛い。
自分自身は彼女に対して年齢の差を感じていなくても、
周りの人は17歳の女の子と付き合っている事に関して
いろいろな想像をしてしまうだろう。

「どこで知り合ったのか」
「何かいかがわしい関係なのではないか」
「どんな付き合い方をしているのか」
そんな好奇心まじりの質問をされるのではないだろうか。

17歳の女の子と言われると
多くの人が、電車や街中で見かける制服を着た女子高生をイメージする。
そしてそういう女の子と付き合っているんだという先入観を持ってしまう。

これが19歳となれば、たった2歳の違いなのに
ガラッとイメージは変わる。
それほど違和感はわかない。
それほど「女子高生」というイメージは強力なのである。

ハッキリ言って、周りにどう言われようと堂々としていられるならば
年齢の差はまったく問題ない。
年齢差を話題にされる芸能人カップルは多いが、
本人たちがそれでいいのであれば、誰にも文句は言えない。

相手が何歳であろうと好きならば好きでいい。
年齢で左右されるならその恋はにせものだ。

それよりも気になるのは、その人が「スキンシップが激しい」という事だ。
その人の事をまったく知らないのでなんとも言えないが
私は好きな人に愛情を感じるまでほとんどスキンシップをしない。
なんとも思っていない女性に対しては
まず体に触れないのだ。

これは他人にむやみに触られるのを嫌う女性を考えての事だ。
周囲から見てもあまりいいものではないだろう。
下手すると触られた女性に気があると勘違いされる事もあるかもしれない。

もちろんそこまで深く考えず、気軽に叩いたり触ったりする人はいると思う。
しかし、逆に触る事に対してもっと重く考える人もいるはずなのだ。
変に気を持たせてドキドキさせるにしても
触られた事に対して嫌悪感を抱かれるにしても
不用意に異性の体に触ると、なんらかの印象を持たれてしまう。

それを避けるために必要な時以外はまず触ることはない。
その分、好きな女性の体にはよく触れる。
手をつないで歩くのも大好きなので、
好きな人と手をつながずに歩く事はほとんどない。

その男性のスキンシップの激しさについて、
単純に好きな女性に対してアピールするつもりで
体に触れるならば特に問題はない。
私もそうする事がある。

だが、相手がドキドキしてしまう事をわかっていながら
恋愛するつもりのない女性の体に触れるのは
どうかと思う。非常にずるい。

「まったく恋愛対象として見てもらってないのは
 分かっているのですが」と書いているので
実際にそうなのだと思うが、女性が誤解してしまう事に対する配慮はないのだろうか。

もしくは、その人がまったく男女の区別なく体に触れているとしよう。
男性でも女性でも、友達ならば気軽に体に触れる。
これなら悪意はないから問題ないのだが、
私の好きな人がこういう人だったら嫌だ。

好きな人に私以外の異性に対して気軽に体に触れて欲しくない。
私は同性の友達とまったく同じ感覚で異性を見る事ができない。
恋愛対象として見なくても、やはり異性は異性だ。
だから好きな人が異性に対して気軽に触れるのは嫌なのだ。
もちろん、そこは人それぞれの考えによるものだと思う。

いずれにしろ、私には自分を恋愛対象として見てくれない相手を
いつまでも好きでいる自信はない。
手に入らない恋は芸能人への憧れと同じなのだ。

望みがかなう可能性があるからこそ、私は人を好きになる。
ハズレしか入っていない宝くじは誰も買わないのだ。


第3回恋愛週間 9日目

女性読者から―。
『一目惚れはする方ですか?』

一目惚れ。
思えば小さい時好きになる人は一目惚ればかりだった気がする。
小学校低学年ぐらいの時だ。
学校の廊下とか運動場とか体育館とかで
チラッと見かけたかわいい女の子を好きになる。

一緒に遊んだり、告白したりという事はまったくしなかった。
そういう事をしたいという気持ちはわかず、
ただ想っているだけで満足した。

『僕の好きな人はあの子』
ただそういう事実が欲しかっただけなのかもしれない。
好きな人といえばその子の事を考えるけれど
すぐに別の女の子を好きになったり、
簡単にあきらめたりする事ができた。

単純に、誰かを好きである事が大事だったのだと思う。
相手がそれなりに好みならばそれでいい。
仲良くしてくれた女の子をすぐ好きになったり、
自分にホレているという噂の女の子を
逆に好きになったりもした。

ただそれだけの恋。

でも成長するにつれて変わっていった。

好きな女の子と話したり、デートしたり、手に入れたいと思うようになった。
そういう風に深く考えてくると
見た目が好みだからという事だけではとても決められない。
好きになる事に慎重に、そして好きになる事を大切にするようになった。

女性と付き合い、別れを迎えるたびに
より慎重に相手を選ぶように変わった。

『彼女は今までの子と違って、自分とぴったり合うはずだ。
 ずっと仲良くやっていけるはずだ』
そう思っていた人と別れる事になると
次の恋愛が怖くなる。

本当にずっと仲良くやっていけるんだろうか。
はじめの頃の印象がすごくよくても
未来を疑ってしまう。

『この恋は大事にしよう』。
毎回そう誓う。

しかし数ヶ月経つと、わずかなズレが生まれてくる。
修復できる事ならいいのだが、直そうとすればするほど
ズレが大きくなる事もある。
もう直せない。

ただでさえ出会いが少ない環境なのに、
女性を見る目は厳しくなる。

『自分はもしかしたらすごく嫌な人間なのか。
 だから別れてしまうのか』
今度は自分を疑う。不安になる。
自分では判断できない自分の価値。

一人でいればそんな心配はしなくていいのだろう。
誰も好きにならなければ問題ない。

そう思いながら
また誰かを好きになる。

『この恋は大事にしよう』。
またそう誓う。


第3回恋愛週間 10日目

恋愛週間とか言いながら1週間以上続いてしまった恋愛話だが
日頃、テレビやなんかで恋愛話を聞いていて
「それは違う」と思った事や言いたかった事などを書いてみた。

恋愛関係の話を書くと女性からの反響が非常に大きくなるのだが
いつもながら、あまり参考にならないかもしれない。
男心を理解しようと読んでくれたのかもしれないが、
一般の男性(というよりも、あなたの好きな男性)と私が同じ気持ちとは限らなく、
私の話をあまり信じすぎると失敗するかもしれない。

この日記は男心というよりも、あくまでイクシマ心なのだ。
私なりの考え方や私なりの恋愛観。
失敗する事も成功する事もあった。
私が気づかないところで女性を傷つけている事もあるのだろう。

私の考え方に対して同意したり反論したりするのは自由だが
正解がないだけに、論破しようとしたりしないで欲しい。
それは誰かと恋愛話をする時も同じだ。

みんながみんな同じ恋愛観だと
好みのタイプが一致してライバルが激増してしまうから、
ほどほどにバラけてていいと思う。
私は私の好きな人が好き。あなたはあなたの好きな人が好き。
だからこそ誰にでもチャンスがあるのだ。

そのチャンスをうまくつかむ人がモテる人で
チャンスを逃してしまう人がモテない人だと思う。

外見のいい人や能力が優れている人がモテるとは限らない。
そういう人はたしかにチャンスが多いだろうが、
それをうまくつかめない場合、やっぱりモテないのだ。
逆に、モテる人というのはチャンスを作るのもつかむのもうまい。

モテる人になりたいです。

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