Xbox360「お姉チャンバラ vorteX」
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これはヒドイ。あまりにもヒドすぎる。
ゲーム本編の画面がボヤけて見える画質も問題だが、 それよりもゲームとして快適にプレイできないのが大問題。
今までシンプル2000シリーズだからということで 目をつぶられていた欠点が、 フルプライスでもそのままというのは許しがたい。
そもそも説明書が説明不足な上に チュートリアルも存在しないため、 用意されたシステムを理解するのに時間がかかる。
特にステージ5のバイクシーンは操作説明が一切なく、 どれがアクセルでどれが旋回なのか 実際に押してみて判断するという始末。 しかもただの直線コースで スピードを出しながらやや蛇行して敵を弾けば そのまま終わってしまうという工夫のなさ。 しかしながら、道路両端の壁に接触すると 急に身動きが取れなくなる仕様。
通常の格闘アクション部分に関しても ザコ敵は特に身の危険を感じるほど攻撃してはこないので あくまで障害物を取り除くという意味で ボタンを連打して斬り捨てるだけ。
ゲームオーバーになるとすれば ザコ敵を倒すことでかぶる返り血が 一定以上になったときに起こる暴走状態か、 ボスによる大きな攻撃だ。
特に「暴走状態」は鬱陶しく、 フィールド内に設置された像でしか元に戻せないのに 一定時間で体力減っていくところだ。 ザコ敵を斬ることでの返り血は避けられず、 かといって暴走状態のメリットはあまり体感できない。 暴走状態でしか倒せない敵などは鬱陶しい限りだ。
どの攻撃であっても当たりさえすれば 敵はバラバラになるため、 欠損演出に慣れてくると次第にインパクトもなくなってくる。 しかも当たり判定が大雑把で、 刀の軌道からかなり離れた敵までもバラバラになってくれる。
評価の高い「Cool」コンボや、一撃で敵を倒す「貫き手」は 説明書にはあくまで 「タイミングよくボタンを押す」としか書かれておらず、 どのタイミングかを自分で探るしかない。 しかし、連続攻撃のどの部分が 該当のタイミングかを探るのは非常に厳しく、 偶然に成功したとしても再び出せるとは限らない。
このあたりの説明の不親切さ、 画面に表示されているゲージ関係の見難さ、 滑空している鳥の姿の敵が空中で静止したり 当たった部位ではなく当たったかどうかだけが 部位欠損の判定になっている点など、 ゲームとしての完成度が著しく低いように感じる。
3Dゲームにおいて一番気を遣うべきカメラも 最初に向いている向きのままほぼほったらかしで 定期的に右スティックをクリックするなどして キャラクタの正面に向くようにしないと すぐに自分に迫る敵の姿が確認できなくなる。
今作のような、多くの敵に囲まれるタイプのゲームは 最初に向いていた方向とはどんどんズレてくるわけで、 カメラを随時、適切な向きに自動補正してくれないと プレイヤーに余計な負担を強いることになる。
特定の条件で解除される「クエスト」も その条件はヒントすら与えられておらず、 それに伴う実績解除に関しても攻略サイトを見ないと どうにもできない状態。
とにかくすべてが不親切で、すべてが自己満足、 次世代機でフルプライスで発売するレベルには至っておらず、 ゲームはどうあるべきかを まったく考えずに作られているとしか思えない。
これであればプレステ2での初回作品をプレイする方が 遥かにストレスなく楽しめるだろう。 とにかく買うな・遊ぶなとしか言えない。
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