さんざん迷った末、iPhone 7 PlusからiPhone Xに変えてしまった。

256GBだと14万円超えということで
2年間もの間、月額6千円ほどを払い続けるわけだが、
発売後の評判がよく、思い切って買うことにした。

これまでのiPhoneをさんざん触っていた立場から
気になったところを実際に挙げてみる。

●Plusと変わらない画面の広さ

本体サイズは非PlusとPlusの中間程度だが、
縁ギリギリまで画面になっているため
表示エリアはPlusよりも広くなっている。
ただ、システム表示部があるので、結局はPlusと同程度の印象。

●フル画面で利用できるかはアプリ側の対応次第
画面の最上部にカメラがある関係で妙な非表示エリアがあるが、
この部分を踏まえたレイアウトになるかはアプリ次第のようだ。

対応アプリならフルサイズで見えて快適だが、

非対応アプリは上下に黒帯が出てしまって
画面の広さがあまり活かされない。
こうなるとなんとなく窮屈さを感じる。

●バッテリー容量は意外と豊富
iPhone 7 Plusの魅力のひとつが大容量のバッテリーだったが、
実はiPhone Xのバッテリーは
それに匹敵するレベルの容量を持っている。
本体が小ぶりなのにバッテリーが持つのは非常に安心。

●バッテリーの%表示やアラームのアイコンが見えない
バッテリー残量を常に把握しておきたいのだが、

システム表示エリアが小さくて%表示がされない。
Bluetoothやアラームのアイコンも同様だ。

詳しく見るには下にスワイプして
コントロールセンターを表示する必要がある。
これは単純に不便になった部分。

●電源の切り方が難しくなった
HOMEボタンがなくなったことで
Siriの起動は電源ボタンを長押しする仕様に変わった。

となると電源はどうやって切るのかということになるが、
「音量ボタンと電源ボタンを同時に長押しする」という謎仕様になった。
やり方を忘れてもSiriに聞けば教えてくれる。

●顔認証は最高に便利
iPhone 7世代の指紋認証もめちゃくちゃに速くて快適だったが、
ボタンの汚れや指の乾燥で反応しづらいこともあった。

その指紋に置き換わる形で搭載された顔認証は
速度や精度の面で不安だったが、
解除しようとして失敗したことは一度もなく、
必要時間も1秒前後とほとんど不便がない。

解除は指紋より若干遅いが、認証の確実性が高まった分、
失敗の回数が激減したので総合的には時間短縮になった。
ただ、あちこちで言われているように
顔認証後の上スワイプは余計だと思うので、
認証され次第、ホーム画面に移行して欲しい。

●顔認証されたときだけ通知の内容が見える
スリープ画面に表示される通知内容を
他人に見られたくない人は多いだろうが、
なんと顔認証が伴わないと
通知件数しかわからないようになっている。

つまり持ち主に限り、具体的な通知内容が見れるのだ。
これはロック解除以外の目的で
顔認証をうまく利用した例だと言える。

●画面をタッチするだけでスリープ解除
個人的に非常に嬉しい仕様変更が、
画面をタッチするだけでスリープが解除できることだ。

通知や時刻を確認したいときに
本体側面の物理ボタンを押すのは面倒だが、
画面を触るだけでスリープを解除できるのだ。

やってみるとわかるが、
ボタンをぐっと押すのは思いのほか力を使っていたらしく、
画面を触るだけで点灯できるのは非常に楽。

評判を聞くまではモーターショーのコンセプトカーのように
単に新技術を詰め込んだ実験的製品かと思っていたが、
実際の使い心地を試してみると
今後のiPhoneの方向性を形にしたものだと感じた。

あまりにも高い値段は悩ましいところだが、
ひとつの完成形として満足度は非常に高い。