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KindleアプリとKindle Paperwhiteの違い

Kindle Paperwhite (第6世代) ―Wi-Fi

ふと思い立ってKindle Paperwhiteを買った。




Paperwhiteとは、いくつか種類があるKindle端末のうち、
小ささとバッテリーを優先した白黒表示のみのタイプだ。


Kindle

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すでにiPad miniにKindleアプリを入れて読んでいたが、
Kindle専用端末の感触を試してみたかったし、
1万円ほどの価格なので手を出しやすかった。




左がKindle Paperwhiteで右がiPad mini。
iPad miniよりもさらにひと回り小さく、圧倒的に軽い。

Kindle端末は暗い所で読めないと思っていたが、
最新版はフロントライトを内蔵しているらしく、普通に読める。
顔と向き合う形で照射されるバックライトと違い、
間接的に照明が当たっているせいか、
紙面を読むときと同じような柔らかい白さを感じる。

ディスプレイの表面が荒い紙のようにザラザラしていて
あまり触り心地はよくないし、操作性はApple製品には遠く及ばない。
特にスクロール処理は最悪で、動きの滑らかさゼロ。
画面を書き換える際に一瞬、反転表示されるのも慣れが必要。




基本的にタッチ操作での切り替えを想定しているようなので、
スワイプやフリック操作は諦めた方が良い。
ホームボタンがなく、画面の上あたりをタッチすると
メニューが表示される、という仕様に戸惑った。

小説やエッセイのような文字データのみの書籍と違い、
マンガは画像なので画面の性能や解像度がモロに影響する。
普通のコミック本と変わらず読めるiPad miniに比べて
Kindle上での見た目は週刊ジャンプの紙のようだ。
粒子がザラザラしていてスクリーントーンも荒く感じる。

とはいえ、読書をする上でのストレスは感じない。

とにかく軽さと小ささは圧倒的なメリットで、
まさに文庫本1冊というぐらいの負担。
これなら外出や旅行で荷物に含めるのも気にならないだろう。
バッテリーも1~2ヶ月レベルで持つらしい。




読んでいる位置や購入した本は同じアカウント間で同期されるので
Kindleを起動すると別の端末で読んでいたページまで飛んでくれる。

結論として、読書目的に絞るなら非常に良い端末。
文庫本代わりにカバンに入れて持ち運びしたり、
寝床とかトイレのような
ちょっと読書したい場所に置きっ放しにするには最適。
(スリープ時の壁紙がイマイチなものばかりなのは難点)

写真を見たりブラウジングをするには不向きなので、
タブレットが欲しいなら素直にiPadを買う方が良い。

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