ギャグマンガ日和2<上巻 >


原作マンガも何冊か読んだことはあるが、それのアニメ版。
雑なタッチが特徴の絵で、シュール系の笑いを演出する作品だが、
残念ながら笑える瞬間が少なく、大半は外している状態。

どうにも作者側の「面白いことやっているだろ?」という姿勢が
透けて見えている状態で、観ている側が逆に冷めてしまう。


Saints Row2(セインツ・ロウ2)


難易度ノーマルにてプレイ。
GTAシリーズとよく比較されがちな箱庭系アクションゲーム。
ギャング組織のヘッドとして、他の組織を制圧していく。
前作はほとんど未プレイ。

GTAシリーズがクールでリアルな世界観なら
今作はあくまでチンピラ悪ガキの延長線上。
やることもミッション内容もぶっ飛んでいてめちゃくちゃができる。

グラフィックやリアリティという意味ではGTAシリーズに敵わないが、
今作は今作でいい味と大量のやり込み要素が用意されている。

メインミッションの難易度はそれほど高くなく、
武器の残弾数などさえ注意しておけば敵は楽に一掃できる。
警察も懺悔室を通過するか
一定時間、静かに過ごすだけで手配度を下げることができる。
仮に逮捕されたり死んだりしてもほとんどペナルティはなく、
単にミッションをやり直すだけで済むので気が楽だ。

ストーリーで語られる復讐劇や他組織との抗争は
かなり派手なアイデアが満載で見ていて楽しい。

ただし、「アクティビティ」と呼ばれるサブミッション(ミニゲーム)は
レベルが後半になると劇的に難易度が上がり、
運や武器、車両に恵まれないとなかなかクリアできなかったりする。
それはそれでやりがいがあるとも言えるし、
一定数クリアするたびにゲームを有利に進められる特典が手に入る。
興味がなければまったくプレイしなくてもメインミッションだけ楽しめる。

メインミッションもそれなりのボリュームがあるが、
アクティビティなどのサブミッションも非常に多く、
全部をすべてクリアしようと思えば相当の時間と根性がいるだろう。

箱庭アクションとしての自由度はほどほどだが、
あるかじめ用意されている遊び方がこれほど多ければ
それはそれで満足できるボリュームとなる。

Coopとしても各ミッションを協力プレイすることができ、
いろいろな状況で長い間楽しめる作品となっている。
ある程度、緩めに箱庭アクションを楽しみたければぜひ。

【参考になった攻略サイト】
http://www24.atwiki.jp/saintsrow2


Wii Sports Resort


大ヒットしたWii Sportsの続編として登場したソフトだが、
Wiiコントローラーのヌンチャク接続端子に取り付ける
「Wiiモーションプラス」という新アイテムによって
リモコンの動作を感知する精度が飛躍的に向上している。

今作にはWiiモーションプラスが1つ付属しており、
それを取り付けたサイズに合わせたリモコンカバーも付いてくる。
ヌンチャクを使用するときもWiiモーションプラスに
さらにヌンチャク用の接続端子があるので問題ない。

さて、ゲームとしては12種類あり、最初からすべてが解放されているが
各ゲーム内での次のステージや上級レベルなどは封印されていて
ゲームを一回程度プレイすると解除されるようになっている。

リゾートの名の通り、観光地となる島の中で
さまざまなスポーツを楽しむという設定だが、
太陽、空、海は非常に美しく、まさにリゾートといった感じ。
特にウェイクボードやカヌーは間近に水面を見る種目なだけあって
水の表現の美しさには感激する。

だが、ゲームとして見ると単純なものが多く、
プレイすることで徐々に難易度が上がっても
それほどやり込むタイプではなかったりする。
特に「ゴルフ」「ボウリング」「ピンポン(≒テニス)」などは
Wiiモーションプラスによって大きく精度が向上してるとしても
結局はWii Sportsと同じプレイ内容なのが非常に残念。

新鮮な楽しみを感じられる種目を挙げるならば
「アーチェリー」はやたらよくできていて面白く、
弓を引き絞る感覚と、距離と風による上下左右のズレを
先読みして矢を放つ見極めが素晴らしい。
「チャンバラ」も非常に気持ちよく
刀が通った軌跡通りに真っ二つになるのが楽しい。
防御と攻撃のタイミングを計りながら突撃する「組み手」が燃える。
この2つが今作の中でもトップのデキだろう。

他にも「フリスビー」や「バスケットボール」は上達していく余地があり、
前作にはないプレイ感覚を味わえる。

Wiiモーションプラス付きで4000円程度なら、
とりあえず1本買っておいて間違いはないだろう。
家族や友人とワイワイ楽しむのは最適の接待ソフトでもある。

Wiiモーションプラスがもうひとつあれば2人同時にプレイが楽しめるが、
現状では1人ずつ交互に遊べるものが非常に多く、
対応ソフトもない状態なので、とりあえず追加で買う必要は少ない。

同シリーズのレビュー


300(スリーハンドレッド)


紀元前という大昔を舞台に、スパルタの国がペルシアからの服従を嫌って
わずか300人で戦いを挑む話。

筋肉ムキムキの体に大きな丸い盾、槍と剣を持つスタイルで統一された兵士が
次々と敵を倒していく様子は非常に迫力があって素晴らしい。
突っ込んでくる敵を跳ね飛ばしながら倒していくだけなのだが、
それでもいろいろなパターンのアクションが見られてバリエーションがある。

劇中はスローモーションが多用されていて、
半分以上はスローを観ているのではないかと思うぐらい。
ストーリー部分も多少は展開されるが、
結局はスパルタ人の誇りや意気込みを表現する程度でしかなく、
ストーリーを楽しむというよりも、あくまで戦いのシーンを観るための映画と言える。

映画そのものはずいぶん話題になったものの、
「すごい」「カッコいい」のは確かだが、「面白い」かと言われると微妙。
スパルタ人のプロモーションビデオのような感じで、一回観れば十分だろう。


アイアンマン


アメコミ作品を実写映画化したもの。
兵器を売り出している軍事企業の社長が
圧倒的なパワーを持ったパワードスーツを発明し、
アイアンマンとして戦っていく話。

意外にも老けている印象の主人公だが、
その才能を活かしてスーツを開発していく様子は面白い。
特撮も非常によくできていて、アイアンマンとしてのアクションはもちろん、
それを着るシーンやコンピューターから情報の見せ方など
未来を意識させてくれるデザインとノリは素晴らしい。

ひとつの作品でスーツを何度も作り直すところも新鮮で、
最終的に非常にカッコいい仕上がりになる。
ヒロインとなる女性が割とモタモタする性格なのと、
アイアンマンがフルパワーで暴れてくれるシーンがほとんどないので
若干、フラストレーションがたまり、スッキリしない印象もある。

続編を意識している雰囲気が強く、今作はあくまで誕生秘話という位置づけで
次回作で思い切り暴れるシーンが見たいところ。今後にも期待。


俺たちフィギュアスケーター


素晴らしい技術を持っていながらスケート界を追われることになった
2人のフィギュアスケーターを主役にした話。これが非常に面白い。

冒頭から飛ばしまくったセンスのバカ映画なのだが、
2007年公開という新しい作品の割に特撮やノリは妙に古臭い。
しかし、楽しみながら撮影したとしか思えないテンションが
たまらなく盛り上げてくれる。

コメディながらしっかりとしたサクセス部分もあり、痛快。
観ていないのはとにかく損。ぜひ味わって欲しい。

DVDの特典で観れる未収録シーンは
高級ブラシの前振りや、義父とのやり取りを解決するものなだけに
カットされたのは残念だった。


ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!<2>松本一人ぼっちの廃旅館1泊2日の旅!


ダウンタウン松本が勝負に負けた罰ゲームとして
旅館に1人で一泊する企画。非常に面白い。

オバケ屋敷としてはベタな驚かし系ネタばかりなのだが、
それに対して松本が思い切り怖がるのが面白くて仕方ない。
用意された企画がことごとく成功し、叫び声が上がる。
そのたびにつぶやく愚痴や嘆きがまた面白い。

「ガキ使」本編を知らなくてもまったく問題なく楽しめる。強くオススメ。

同シリーズのレビュー


ゴーストバスターズ


言うまでもない有名映画だが、公開は1984年。今から25年も前。

とぼけてはいるが物凄く賢い博士たち3人+1人が
街を騒がせるゴーストを退治していく話。

今観ると特撮に関しては非常に陳腐で、
特に犬のような獣の合成は違和感ありまくり。

しかし、それを補って余りある登場人物たちの魅力が素晴らしい。
とぼけたセリフで皮肉を言う女好きのリーダーにしろ、
間の抜けた表情で変なところでテンションが上がる仲間にしろ
とにかく「こんな人たちで大丈夫なのか」と思わせながら
なんやかんやとうまく行ってしまう感じが楽しい。

テーマソングもぴったりで、
徐々に知名度を上げて認知されていく雰囲気が気持ちいい。
多少、テンポが悪くなる瞬間もあるが、古き良き名作にふさわしい作品。


イナズマイレブン<1~7話>


DSゲームがテレビアニメとなったもの。ゲームの方は未プレイ。

中学校のサッカー部を舞台にした熱血少年ものだが、
この系のアニメのお手本のようなデキ。

主人公は真っ直ぐな性格で努力家、友達想い。
ただし、属するサッカー部はとにかく弱小で、
対戦する強敵を毎回苦労しながら突破していくという内容。

昔のキャプテン翼よろしく、各自が必殺技のようなものを持っていて
ことあるごとにその技を連発。
画面には必殺技名が大きく表示され、キャラクターが叫ぶ。
現実的ではないが、これが妙にカッコよく、見ていて気持ちいい。

キャラクターはそれぞれ個性的で、普通ではない格好だったりするが、
特徴付けという意味では見事。子供なら違和感なく受け入れるはず。
話もあまりダラダラと引っ張ることをせず、テンポよく進んでいく。

挫折や苦痛はあるにせよ、基本的に登場人物たちが前向きで
必死の努力や熱意で苦難を乗り越えていき、
それによって成功を手に入れるので観ていて非常に後味が良い。

大人が観ていても熱くなるような演出や表現が多く、
子供なら間違いなく熱中するだろう。
音楽が大きくてセリフが聞き取りにくいことがあったが、
基本的に大人にも子供にもオススメ。面白い。


火の鳥<全13話>


言わずと知れた手塚治虫の名作。原作マンガは既読。

現在よりも過去の世界と、未来の世界での
それぞれのエピソードが複数描かれていて
まったく関係がないエピソードに思えるが
いずれも不老不死を象徴する「火の鳥」の話題が絡むようになっている。

また、過去のエピソードで登場した人物の子孫らしきキャラクターが
未来側のエピソードで登場するなど、時代は大きく変わっていても
何か一本つながった絆を感じることができるという作品。
アニメでは「黎明編」「復活編」「異形編」「太陽編」「未来編」が描かれる。

絵はかなりクオリティが高く、非常に丁寧に作られている雰囲気。
登場人物の顔は美形なキャラクターに関しては
少し最近のアニメに合わせてアレンジされている気がするが、まあ許容範囲。

1話30分で、エピソードに合わせて複数回にまたがるが、
いずれも火の鳥を読んだことがない人にとっても楽しめるデキ。

短い時間でうまくまとめられており、
次回の展開が気になるよう盛り上げられている。
もともとの原作が素晴らしいデキということもあり、
エピソードごとに環境のことや人間のエゴや
欲求や生きることへの執着心など、
いろいろなことを考えさせられる。原作も含め、オススメ。