パリが呼んでいる

2017年2月27日10:28【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
パリが呼んでいる
パリが呼んでいる
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飛鳥新社 (2015-08-14)

かかってこいパリ」に続くシリーズ第3弾で、
パリに住んでいる作者の生の声を描いたコミックエッセイ。

タイトルは変わったが、
中身はただの3巻目というほど印象で、
これまでの内容が好きな人なら同様に楽しめるだろう。
また、国際ブックフェアへの招待やテレビ出演など
一般の人には縁遠い経験に関しても興味深かった。

1巻目ほどのインパクトはないものの、
日本文化との違いやフランス人独特の反応が楽しめる。

【関連作品のレビュー】
パリ愛してるぜ~
かかってこいパリ
モンプチ 嫁はフランス人


100(ワンハンドレッド) オトナになったらできないこと<1~11話>[DVD情報なし]

2017年2月26日10:33【カテゴリ : DVD(ら行・わ行)

作品情報:
http://www4.nhk.or.jp/100otona/

中学に入ったばかりの女の子が親友2人を誘って
何か意義のあることをしようと奔走するコメディ。

生徒も先生もやたらとキャラクターが立っていて、
その言動を観ているだけで楽しいし、
次々と場面展開するテンポの良さと、ドタバタの勢いが素晴らしい。
短い時間の中でかなりの展開があり、その中身の濃さにも驚かされる。

主役のかわいらしさもあり、とっつきのいい良作コメディ。


まんが 哲学入門

2017年2月25日10:39【カテゴリ : マンガ(ま行~わ行)
まんが 哲学入門 生きるって何だろう? (講談社現代新書)
講談社 (2013-10-25)
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「過去の世界とはなんだろう」「『ある』とはどういうことか」など
スッと理解しにくい哲学の話をマンガで解説したもの。

何かの理屈をマンガで解説する本は多々あるが、
本書は哲学者自身がマンガを描いているため
そのクオリティがあまりにもひどい。開始早々に読む気が失せてしまう。
同じキャラクターが同じ角度で延々としゃべるばかりで、
簡素な挿絵が付いた解説文を読んでいるのと変わらない。

言葉の定義やとらえ方、視点を変えた反論によって
今までの理解の仕方が揺らぐという哲学特有の興味深さはあったが、
マンガだからこそ読みやすい・わかりやすいという部分がなく、
哲学の入門書としてはあまり価値を感じなかった。


64 -ロクヨン-<前編>

2017年2月24日10:44【カテゴリ : DVD(ら行・わ行)
64-ロクヨン-前編 通常版Blu-ray
TCエンタテインメント (2016-12-09)
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未解決の少女誘拐事件を軸に、警察の広報官が
記者クラブや警察内部の人間関係に悩まされる話。

新年明けてすぐに平成に切り替わった関係で
わずか7日間しかなかった昭和64年。
そこで起こった少女誘拐事件と、
そこから14年経った今の様子が絡んでいく。

主人公の周囲で何が起きているかが明言されず、
それぞれのセリフや映像から推測していく必要があるが、
刑事と広報室との確執や記者クラブとの衝突が
どういう理由によるものなのかがつかみにくかった。

全2作で構成されるが、前編だけでは大きな進展がなく、
やっと動きがあったと思ったところで終わってしまう。
面白くなりそうな雰囲気ははらんでいるが、
後編を観ないことには良作と判断できない仕上がり。


アイデアは考えるな。

2017年2月23日10:08【カテゴリ : 書籍(あ・か行)
アイデアは考えるな。
アイデアは考えるな。
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日経BP社 (2013-08-23)
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いろいろなことに積極的に関わって、
優劣を気にせずにアイデアを出すことを推奨した本。

自信がないことでアイデアが出せなくなるよりも
とにかく数を優先してアイデアを出していくことで
新しいものを生み出すハードルを下げようという発想。

優秀なアイデアを出そうと考えて身動きが取れなくなるよりも
優劣を気にせずに出したたくさんのアイデアの中から
優秀なものを見つけ出した方が良い、という意見には大賛成。

後半はアイデアを出す手法に関しての説明になるので中身が薄くなるが、
前半(1~3章)は自信や行動力に欠ける人にぜひ読んで欲しい内容。


ゲーム・オブ・スローンズ<第2シーズン(全10話)>

2017年2月22日10:08【カテゴリ : DVD(く・け・こ)
ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 コンプリート・セット(5枚組) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2014-11-05)
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複数の領主の頂点となる鉄の玉座を狙って
さまざまな勢力が衝突するファンタジードラマ。

ストーリーも登場人物も引き継いでいるため前シーズンの視聴は必須だし、
相変わらず各家系のつながりがややこしく、人物相関図は手放せない。

エピソードごとにどんどん話が進み、
各勢力の状況が好転・悪化するので目が離せない。
結構な重要人物でも容易に死ぬという
先の展開が読めない緊迫感も素晴らしい。

人名と顔と肩書きの整理が大変だが、それを乗り越えるだけの面白さがある。

【関連作品のレビュー】
ゲーム・オブ・スローンズ<第1シーズン>


モンプチ 嫁はフランス人<1~2巻>

2017年2月21日10:54【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
モンプチ 嫁はフランス人 (FEEL COMICS)
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フランス人の妻を持つマンガ家の男性が
日々の生活や子育てを描いたエッセイ。

パリで過ごした頃のエッセイも面白かったが、
今作も負けじと面白かった。
フランス人との文化的な違いに関しては少なくなったが、
代わりに育児の面での何気ない話がやたらと面白い。
ちょっとしたことをしっかり観察していて
その冷静な分析ぶりにいちいち笑ってしまった。
妻もいい人で仲がいいため、安心して読んでいられる。

セキララ結婚生活」「ダーリンは外国人」など、
夫婦系コミックエッセイが好きな人向け。

【関連作品のレビュー】
パリ愛してるぜ~
かかってこいパリ
パリが呼んでいる


クリーピー 偽りの隣人

2017年2月20日10:57【カテゴリ : DVD(く・け・こ)
クリーピー 偽りの隣人[Blu-ray]
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夫婦で引っ越してきた元刑事の主人公が
近所に住む妙な雰囲気の男と遭遇する話。

香川照之が演じる男の気持ち悪さは絶妙で、
礼儀正しく愛想もいいのに普通でない雰囲気があふれている。
未解決の一家失踪事件の内容が
言葉での説明に限られるため状況がわかりにくいが、
その事件と主人公の隣人とが徐々につながっていく前半は面白い。

問題は後半で、サイコパスに対して
なぜ無抵抗に従ってしまうのかの説得力が弱く、納得できない。
単に昏睡状態や中毒状態にするならわかるが、
普通の生活能力を残しつつも命令には従うという
都合のいい支配状態をどうやって作っているのかがまったくわからない。
また、なんらかの方法でそれが実現できているとすると
今度は逆にラストの展開の説明がつかなくなる。

社会に入り込むサイコパスを描くまではよかったが、
周囲の人間の支配の仕方や、
サイコパスへの対抗法にもっと説得力が欲しかった。


貞子 vs 伽椰子

2017年2月19日10:45【カテゴリ : DVD(さ・し)
貞子 vs 伽椰子 プレミアム・エディション [Blu-ray]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2016-12-02)
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呪われたビデオを観てしまった大学生と
呪われた家に立ち入ってしまった高校生を救うため、
ふたつの呪いをぶつけ合おうとするホラー。

リング」シリーズに登場する貞子と
呪怨」シリーズに登場する伽椰子が共演する作品のため、
元となるシリーズの基本的な知識だけは押さえておくと、より楽しめる。
ストーリー自体は独立しているため、
それぞれのシリーズのノリさえ知っていれば問題はない。

日本を代表するホラー作品の対決ネタということで
コメディになっているのかと思いきや、
中身はいたって真面目なホラー映画だった。
映像的な雰囲気はなかなかにうまく、
わかっていても恐怖を感じるシチュエーションが味わえる。

しかし、登場人物の行動は全体的に意味不明だし、
中盤から出てくる霊能者の言動は痛々しいばかり。
しかもあれだけ引っ張って何も解決せず、
ただふたつの霊が暴れるだけのスッキリしない筋書き。

ビジュアルばかりでなく、
ストーリーに関してももっと満足させて欲しかった。

【関連作品のレビュー】
リング(劇場版)
リング2
らせん
リング0 ~バースデイ~
貞子3D
貞子3D2
呪怨(ビデオ版)
呪怨2(ビデオ版)
呪怨(劇場版)
呪怨2(劇場版)


高橋留美子劇場<全13話>

2017年2月18日10:56【カテゴリ : DVD(た行)
高橋留美子劇場 DVD-BOX
高橋留美子劇場 DVD-BOX
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ポニーキャニオン (2003-12-17)
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ペット禁止のマンションの住人が急遽、
ペンギンを預かることになった「Pの悲劇」など、
一話完結型の日常エピソードを描いたもの。

原作は高橋留美子作品の独特のノリもあって割と楽しく読めたのだが、
いざアニメになると笑いの魅力はあまり発揮されず、
オチの弱さが引き立つように感じてしまった。

エピソードにもよるが、あまり大団円と言えない結末も多く、
どうもスッキリとした後味に感じないのも気になった。