TMNT<北米版>


全16ステージをクリア。

「TMNT」とは「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の略で
4人の亀の忍者を主人公としたアメリカンコミックのキャラクター。

ゲームとしては4人のうちの一人を操作して
敵を倒しつつステージを進んでいく3Dアクション。
場合によっては仲間と合流し、合体技を出したりすることもある。

カメラは固定で右スティックなどによる変更は一切できない。
そのため、場合によってはやや見にくいことがある。

定期的に落ちているコインやカメラワークが進行方向を示しているので
ほとんどの場合、どちらに行くかは明白で安心。
ただ、割と嫌らしい造りをしているステージがあり、落下死が結構多い。
チェックポイントがこまめに設定されているのが救い。

2段ジャンプができる上に
壁に向かってジャンプしたときに壁面を少し登るため、
結構な高さの壁でも登り切ることができる。
向かい合った壁の間をジャンプを繰り返して登るのも楽で
気持ち良くジャンプできるのは楽しい。

横に走りながら壁に向かってジャンプすると壁走りができるが、
これが意図しないときに暴発することがままあり、
その結果、うまく足場に着地できずに落ちることがあるのは残念。

ボスとの戦闘やステージ進行の途中で
画面左下にさりげなく表示されるボタン操作を見逃さないようにすれば
それほど攻略に困ることはない。
難易度は変更できないが全体的に簡単だし、
死んでもその場ですぐに復帰できる。

やや古臭いデキで特別面白いわけではないが、
サクサク進めるのと、普通にクリアするだけで
ほぼすべての実績を網羅できるのは嬉しい。


踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ![DVD情報なし]

大人気のテレビドラマシリーズの劇場版第3弾だが、
ストーリーとしては「容疑者 室井慎次」の続きとなる。
今回は新湾岸署への引越し作業で大わらわな署内で事件が発生する流れ。
シリーズのすべてを観ていなくても意味はわかるが、
テレビシリーズ全11話劇場版の1作目は観ておく方が良い。

名物刑事だった和久さんの甥が初登場するが、
和久さんの残したメモのセリフを唐突に読み上げたり
「つかぬことをお伺いしますが…」といちいち絡んでくるばかりで
いいところが何もなく、単に鬱陶しいだけのイメージ。
和久さんのメモに署員みんなが目を輝かせるなど
妙に和久さんを崇める流れもむしろ不自然でやめて欲しい。

青島は頬がこけて年齢を感じさせるが、
やっていることがあまりにも幼稚で見ていて恥ずかしい。
真剣な場面でコートを探したり、自暴自棄になって爆弾を手にしたり、
バーナーでも開かない鋼鉄のシャッターに木をぶつけたりと
意味のある行動がほとんどない。
これはシリーズファンが見たかった青島の姿ではないだろう。

それに対して内田有紀が演じる篠原夏美は
初夏の交通安全スペシャル」という番外編で登場しただけなのに、
いきなり青島の隣の席で登場し、恩田さん以上に目立っているので
それなりの説明がないとあまりにも違和感がある。

同様にPC好きの栗山や中国の研修生の王なども
「今までにどこかで出てきたっけ?」と言うぐらい表に出てくるキャラで
説明がないと鬱陶しくてチームワークを乱す新人という印象ばかり受ける。
そういうキャラをものすごく重要なところに絡めたのは残念。

真下も女性署員をナンパするばかりでまったくいいところなしだし、
スリーアミーゴスのおふざけはいくらなんでも行き過ぎていて笑えない。
所轄と本庁との確執を描いていたはずなのに、
今作では一個人がヒステリーを起こしているだけ。
シリーズファンが期待していた
「我らが湾岸署員がカッコよく活躍する」様子はほぼ皆無。

スカンクの場面は間違いなく不要だったし、真下の売り込むDVD、
青島のコートの紛失、ラストでボクシングの練習している通行人など
意味ありげに見せておきながら何も意味がないという要素が多すぎる。

刑事ドラマとしても納得いかない部分が非常に多く、
完璧な犯行を目指す割にピンクのリュックが目立ちすぎていたり
見せる必要がないのに意味もなくビデオチャットを使用したりする。
「ヤツらを解放せよ」と言いながら対象になるのは2名だけというのもショボいし、
うち1名はふざけるためだけに設定したとしか思えない。
拳銃一丁だけで「都民1000万人が人質」は言い過ぎだし、
凶悪犯を解放する方がどう考えても危険だ。

そもそもセキュリティーに対抗するために
警察が連れてきたハッカーは一体誰なのかの説明もないし、
結局事件が解決したのは犯人側のミスと
運がよかっただけというのがあまりにもひどい。

踊るシリーズの人気は、適当な性格に見える湾岸署の刑事たちが
頼りないながらも各個人で事件解決に向けて自分なりの力を尽くし、
結果的にそれがうまくいく、という流れが大切だったはず。
頼りなく見える刑事が本当に情けない行動しかしないとか、
彼らが犯人を徐々に追い詰める様子が味わえないなら意味がないない。

引越しのドサクサに紛れて事件が起こるのはなかなかいいとして
全体的にあまりにもデキが悪くて残念すぎた。
2時間を超える長さの割にダラダラと何のカタルシスも味わえない駄作。
シリーズのファンにとっては本当に汚点に感じる作品だろう。

【同シリーズのレビュー】
踊る大捜査線
踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル
踊る大捜査線 THE MOVIE
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
交渉人 真下正義
容疑者 室井慎次


ヒックとドラゴン


海賊たちが住む村のひ弱な少年が主人公のCGアニメ。

村に住む海賊はみんな屈強な肉体の持ち主であり、
襲ってくるドラゴンに対して果敢に闘うが、
主人公は武器すら持たせてもらえず隠れているよう促される始末。

全体的にストーリーも演出も映像も最高の完成度。
これまでCGアニメとしてはドリームワークスよりもピクサーの方が
どうにも洗練された印象が強かったが、本作はあまりにも素晴らしいデキだった。

3D映像での飛び出し具合や奥行き感も見事で
これまでに観た7本の3D映画の中でも立体感はトップ。
特にドラゴンに乗る少年の背中から見たカメラワークは鳥肌もので
まさに空を飛ぶ気持ち良さが体験できる。

ストーリーはおおよそ予想通りに進んでいく王道ではあるが、
確実に伏線を活かし、わかりやすくカタルシスを味わわせてくれる。
ドラゴンたちのデザインもどれも特徴的で魅力的。

主人公にまつわるラストの展開は相当に思い切ったものであり、
平和ボケした気持ちにガツンと衝撃が走るが、
考えてみれば最も平等な回答であり、甘えを許さないのも良い。

安定した優秀作を残すピクサーのCGアニメも良いが、
本作でドリームワークスが一気に巻き返した印象。
誰が観ても満足できる必見のデキ。強くオススメ。


NINETY-NINE NIGHTS 2


難易度EASYにて全5キャラをクリア。

いわゆる「真・三國無双」系の3Dアクションの続編。
前作はあまりにもひどいデキでストレスがたまりまくったが、
今回はずいぶんと気持ちよくプレイできるものになった。

最初は1人のキャラクターしか選べないが、
その主人公がストーリーを進める過程で出会ったキャラクターが
新たに選択できるようになり、最終的に5人になる。

それぞれのキャラクターには
特定の柱を壊す、フックで上に登る、など固有アクションがあり、
同じステージを舞台にしていても使うキャラクターによって
進行ルートが変化するのはなかなか新鮮で面白い。

大勢の敵を相手にする戦闘では武器による攻撃だけでなく、
4種類のスキルを発動させることができる。
スキルを使用するためのゲージも時間経過で溜まるため、
あまり気にせず多用することができて気持ちいい。
基本的にスキルを中心に使用し、ゲージが溜まるまでの間に
武器を使って攻撃するといった感じになる。

各キャラクターのクリア状況やステージの進め方によって
新たなスキルがどんどん手に入り、限られたスロットに
どう割り当てて装備するかによって大きく個性が分かれる。
実際に戦場で使ってみないと
それぞれのスキルの効果がわかりにくいのが難点だが、
豊富な種類に対して4つの枠をどう使うか悩む面白さがある。

ザコ敵はかなりの数が登場する上、それを一振りで弾き飛ばすのは楽しい。
敵が武器を手放したかどうかで
ダウンしたのか死んだのかを区別できるのもわかりやすく、
死体に対して無駄に斬りつけることをしなくて済む。
移動速度が速いのも快適で、広いマップでも苦痛を感じにくい。

キャラクターが成長するまでは敵が結構強いため、
最初は素直に難易度をEASYに設定してプレイする方が良い。

同じスキルでもキャラクターごとに成長させなければいけないのは結構面倒に感じた。
そのため、たくさんのスキルをレベルアップさせて
気軽に試してみる、という風にはいかない。
武器やキャラクター自体のレベルアップもあるので
スキルぐらいは各キャラでレベルが共有できてもよかったかもしれない。

「防衛せよ」という指示なのに実際には召還塔の破壊が必要であるなど
一部、ステージ攻略でわかりにくい点があることや、
主人公がダウンしているときにも当たり判定があること、
爽快感を邪魔するような敵やギミックがあること、
カメラの上下の動きがかなり制限されていて
上や下の状況を確認しづらいことがある、など
いくつかの問題点は残っているが、全体としてはかなり遊びやすい印象。

キャラクターは5種類だけだが、それぞれのスキル装備の自由度や成長に伴う快感は
「真・三國無双」シリーズとはまた違った面白さがある。

個人的にオススメのアクセサリー組み合わせ
アクティブスキル
レディアント・スフィア(グレン - Colunei Canyonで入手)
ライトニングボルト(レフ - Crystal Caveで入手)
ミラー・イメージ(グレン - Orphea Castle Interiorで入手)
※残りひとつは好みで。

パッシブスキル
クイック・ドロウ(レフ - Colunei Canyonで入手)
エンデュア・ファイア(グレン - Crystal Caveで入手)
エンパワー・マジック(セフィア - Orphea Castle Dungeonで入手)
※残りひとつは好みで。

【参考になった攻略サイト】
N3-2 Wiki*

【同シリーズのレビュー】
NINETY-NINE NIGHTS


ディア・ドクター


小さな村でみんなから頼りにされていた唯一の医師が突如として失踪する話。
物語は失踪した医師を追う刑事たちの現在のやり取りと
その医者がどんな風だったかを見せる回想シーンとが交互に展開される。

世間ではかなり評判が高かったようだし、いろいろな賞も受賞しているようだが
個人的にはそれほど中身を感じる映画ではなかった。

キャスティングは見事で、主人公の医師を演じる笑福亭鶴瓶はもちろん、
それを取り巻く登場人物たちも非常にハマり役。
回想シーンが進むにつれて徐々に明らかになっていく医師の秘密と
それに揺れる主人公の感情はうまく表現されている。

もともと無医村だった村にとって
親身になって診てくれる医師は何より安心できる存在だろうし、
その医師が村人を助けるたびに大騒ぎする気持ちもわかる。
そしてそれがさらに主人公を追い詰めるという図式も面白い。

ただ、それ以上の部分で心に残るものがなかった。
ブツ切りに感じるクライマックスや
それがあるせいで余計にモヤモヤしたままになるラストシーンなど、
どうにも消化できない思いだった。全体的にやや冗長にも感じた。


スラムドッグ$ミリオネア


スラムで生まれ育った青年が
テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演した背景を描いた話。非常に面白い。

「クイズ$ミリオネア」は一攫千金を狙う視聴者参加型の番組。
日本でもみのもんたの司会で放送されて有名だが、
映画を楽しむためには番組の基本的な流れや
3種のライフラインの意味などを知っている必要がある。

物語の中心となるのはスラムで生まれ育った男兄弟と一人の女性。
兄弟の弟の方が主人公であり、スラムでの壮絶な生活や
番組に出演するまでの様々な出来事が語られていく。

ストーリーは割と単純なのだが、とにかく編集が秀逸で
伏線や意味のあるカットを随所に挿入しつつ、
全編に渡ってスラムの実態やインドの変化を体感できる。

特に前半で語られるスラム生活は凄まじく、
観光客にとっては眉をひそめる存在であるスラムの子供たちが
そうしないと生きていけないほど劣悪な状況であることがよくわかる。
生きるために必死で、そのためには何でもやるというギリギリの状態がよくわかる。

物語は、スラムで育った主人公の子供時代、
「クイズ$ミリオネア」に出演している青年時代、
ある場所でこれまでの人生を振り返っている現在の
3つの時間軸を切り替えながら展開していく。

これによって「なぜ番組に出演したのか」、
「なぜクイズに次々と正解できたのか」、
「なぜ今、こんな場所にいるのか」がスムーズに理解でき、
主人公にどんどん感情移入してしまう。

すべての謎が解け、意味を理解し、物語も綺麗に完結するので
観終わったあとは非常にスッキリする作品。とにかくデキがいい。強くオススメ。


The Maw<Xbox LIVE アーケード>

製品情報:
http://www.xbox.com/ja-JP/games/t/themawxboxlivearcade/

全8ステージをクリア。

主人公の宇宙人を操作してステージを進んでいくパズル系アクションゲーム。
主人公は攻撃手段や物を破壊する能力に欠けるので、
何でも食べる別の宇宙生物を連れてルートを開いていく。
いわば「ICO」の女の子の方を操作しているような作品。

相棒となる宇宙生物は食べたものによって能力が変化するため
いかに誘導していくかがポイントとなる。
といってもフィールドの広さは限られているし、
主人公や相棒ができるアクションも少ないので
多少悩めばなんとかなるレベル。

全体的に難易度はそれほど高くない。
主人公や相棒は倒れることはあっても死ぬことはないため、
ゲームオーバーになることを恐れず気楽にプレイできる。

セリフは一切ないが、それでも状況は読み取れるし、
必要な場面に応じてチュートリアルも表示されるので
非常に遊びやすい印象だった。
自力で解ける適度な難易度はやっていて楽しいが、
買うほどの価値があるか、と言われると微妙なところ。

実績「1日6食」の解除ポイント
1日うち8時、10時、12時、16時、18時、0時において
ステージをプレイしていれば解除される。
それぞれ前後15分の余裕があるので
7時45分~8時15分にプレイすれば「8時」の分としてカウントされる模様。

起動してタイトル画面が表示されただけではダメで
ステージを一瞬でもプレイし、保存もする必要がある。
「PlayGame」で「続ける」を選び、ステージが始まったら
ポーズして「ゲームを終了する」を選んでタイトルに戻ればカウントされる。

オフライン状態でXbox360の時計をいじるか、
オンライン状態なら時計のタイムゾーンをいじれば解除可能。
ただし、タイムゾーンを調整するとき場合は
日本の時差の関係で時間を巻き戻す方が楽なので、
日本時間で21時以降ぐらいになってから。


ドリームガールズ


3人組の女性シンガー「ドリーメッツ」を中心にした
1960年代のアメリカを描いた話。
序盤だけを見るとドリーメッツがメキメキと売れていくサクセスストーリーかと思うが、
実際には60年代アメリカでの白人と黒人との確執を強く表現したもの。

そのため、当時の黒人が白人から受けていた迫害ぶりや
逆に黒人たちが歌にメッセージを込める気持ちなどを知っていないと
面白さや理解度が半減してしまう。

当時の黒人はまさに奴隷的な扱いを受けていて
黒人たちの主張や言動を白人は白い目で見ているし、
何もかもを奪おうとする白人を黒人は目の敵にしている。

本作の主役である黒人たちには自分たちが守るべきもの、
譲れないもの、捨ててはいけない想いがあり、
それらを投げ出して白人に媚びるようなことに
かなり抵抗を持っている、というのを理解しておかないと
登場人物たちかなぜそんなに反抗的な行動をするのかがわからなくなる。

もともとミュージカルが原作ということもあり、
例によって劇中、唐突に歌い出すということに抵抗があると厳しいが
歌そのものは素人が聞いても凄さがわかる素晴らしいもの。

前半はすさまじいテンポでドリーメッツがのし上がっていく様子が描かれるが
この映画の本編は中盤以降であり、
重いテーマに面白さを見い出せるかどうかが評価の分かれ目だろう。


屍鬼(しき)<1~6話>


小説を原作にしたホラーアニメ。原作小説は未読。

ある小さな村で、村人が次々と死んでいく現象が起こる。
医師たちが必死で原因を解明しようとするも
新たな被害者がどんどん出る始末。
惹き込まれる展開でなかなか面白く、続きが気になる作品。

ホラー作品なのにキャラクターのデザインや髪の毛が派手で
世界観とのギャップを感じるのは残念だが、
目立っていた登場人物までもが潔く死んでいく展開や
謎めいた雰囲気は強く興味を引かれる。

登場人物がかなり多く、
新たなキャラクターが現れたと思ったらすぐに死んだりするため、
整理して観るのはなかなか大変。
途中まで尾崎 敏夫(医師)と結城 夏野(高校生)が同一人物に見えていた。
公式サイトの人物相関図で主要キャラだけでも押さえるのがよい。


あそびにいくヨ!<1~4話>


沖縄に住む高校生のところに猫耳の宇宙人がやってくる話。

猫耳と尻尾が生えていること以外は見た目も言葉遣いも地球人そっくりだが、
地球の文化を何もわかっていないため、
意図せずセクシーな言動をとることがある。

宇宙人以外にも幼馴染や同級生として複数の女性キャラが登場し、
要は主人公を中心にハーレム状態が形成されるという
けんぷファー」や「いちばんうしろの大魔王」と同じような雰囲気の作品。

複数の人物が別の組織に属しているあたり、
面白そうな設定はちりばめているが、
例のごとく本質は主人公のハーレムぶりにあるようなので
あまりストーリーを意識せず、気楽に楽しむためのアニメ。