死ぬほど苦労してクリア。

メガドライブ時代から続くシリーズで、
尋常ではない高速レースアクションがウリ。
主人公はもちろんソニックなのだが、
今回は昼と夜で「ソニック」と「ウェアホッグ」という2種類の姿に変化し、
同じ地域にソニック用のステージとウェアホッグ用のステージが用意されている。

ソニック使用中は高速のレースゲームのようなステージで
ジャンプやダッシュを活かし、ダメージを受けないようにして
ひたすらステージの先へ進む流れになる。
敵が出てきてもブーストで跳ね飛ばしたり
ジャンプ中のロックオン攻撃によってスピード感を失わずに対処できるのは楽しい。

ただ、後半になるに連れてかなり意地悪なステージデザインが増え、
わずかなミスで即死したり、足を止めて
慎重に行動しないといけない箇所が出てくるのは残念。
ダッシュしていれば海面を滑走することができるのは気持ちいいが、
ひとたび衝突すると溺れて死んでしまうため、
うまく操作ができないときにはひたすらイライラが続く。

ウェアホッグ使用中は腕を振り回して攻撃できるアクションステージとなり、
ゴッド・オブ・ウォー」の影響を強く受けたような場面ばかりが続く。
しかし、硬すぎる敵や劣悪なカメラワーク、ストレスのたまる落下死によって
ひどく辛い場面を味わうことが多かった。

何よりも平均台での綱渡り操作で、
踏み外したら即死という状況を何度も何度もプレイさせられる。
離れた足場へ飛び移ろうにも遠近感がわかりにくすぎる。
しかも右スティックによるカメラ操作はやけに制限されていて
思い通りの方向に調整することができず、
一体どの方向が進路なのかわからなかったり、
ジャンプする先の地形を確認できなかったりする。
何度も落下死を招く理不尽ぶりで、危うく投げ出しそうになった。

ステージを選択する考え方もわかりにくく、
どの地域に行くかを選ぶ「ワールドマップ」、その地域で人々に話を聞くための「村」、
村から行ける「エントランスステージ」、そのエントランスステージから
実際にアクションゲームをプレイするステージへと行ける。

とってつけたようなアドベンチャーパートは遊びにくく、
なぜソニックのようなアクションゲームで
ダラダラと人々に話を聞き回らないといけないのか。
町の中を歩いているだけでもカメラの追尾処理が下手で
過敏に振り向くカメラに酔いそうになる。

後半に行くに従って苦痛を強いる悪趣味なステージデザインが増え、
昼ステージも夜ステージも落下死が多発する。
コンティニューポイントの間隔も広めなので死ぬとかなり戻されるし、
残機がなくなればまた最初からやり直しとなる。
そもそもこのシステムに残機の考え方が必要だったのかが疑問だ。

難易度の設定がないわけだから
せめてストーリー上、必須になる部分は
コンティニューやステージ設計にもう少し気を遣って
遊びやすいゲームへと仕上げて欲しかった。

グラフィックは素晴らしく美しいし、
長い道路を疾走するスピード感は最高に気持ちがいいだけに
少しのミスで大きくやり直させられるステージや
次のステージを開くためのメダル集めがどうにも足を引っ張った。

【参考になった攻略サイト】
ソニックワールドアドベンチャー 攻略まとめwiki