職場では前向きにバリバリ働くOLだが、
家では見た目にも気を遣わず、ゴロゴロしながらビールを飲み、
恋愛にも無縁で潤いのない「干物女」が主人公の話。
誰しもが持っている職場と家での違いをそのまま題材にしたドラマ。
ガツガツしていない分、恋愛や人付き合いに不器用で
それが逆に無邪気とも感じられる。
同居している人物との恋愛話になるかと思いきや、
別の男性との恋愛に悩む展開は新鮮。
ドラマの見所としては主人公を演ずる綾瀬はるかがほとんど。
マンガが原作ということもあってか、主人公の天然ぶりが非現実すぎて
わざとらしく感じる瞬間やややあざとく見えることもあるが、
かわいいことには違いない。基本的に主人公はボケ続ける。
リアリティがなさすぎる部分も多いし、展開もやや遅めなので
全体的に中だるみする。
干物女のごとく、あまり気を張らず気楽に観るべきドラマ。
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