太宰治が書いた代表作のひとつ「人間失格」を
マンガで描いたもの。原作は未読。
自伝的小説と言われているが、読み終わった後、
あまり後味がよくなく、好きになれない内容だった。
酒や女に溺れ、人の親切を
すべて無にしてしまう主人公の生き方は感情移入しにくく、
どこかで上向きになることもなく
最後まで救いのない話のままなので
有名な作品とはいえ、好みが分かれるだろう。
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