夜になると展示物が生き物として動き出す不思議な博物館で
警備員として働く主人公が四苦八苦する話。
特撮は非常に素晴らしく、骨格標本が活き活きと動き出す様子や、
今まで動いていた人間が造り物に戻っていく様子は素晴らしい。
ただ、ストーリーはまとまりがなく、
展示物たちの関係を修復するのか
息子を含めた周りの人間の信頼を取り戻すのか
犯罪者を撃退するのかがハッキリしない。
非常に雑多で散漫な流ればかりだし、
終盤の見せ場も登場する意味がないキャラクターが目に付いたり
妙にあっけなく解決してしまったりと盛り上がりに欠ける。
特撮ばかりに力が入って、話の筋がおざなりになってしまった作品。
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