全9シークエンス+追憶の旅シークエンスをクリア。

暗殺者となり、特定の人物を暗殺したり、
指定された建物に侵入したりといったミッションをこなす箱庭アクションで、
アサシンクリード ブラザーフッド」につづき、(Xbox360では)シリーズ4作目となる。

時代が進んで主人公が歳を取った上でのストーリー展開となるが
ゲーム性そのものはほぼ前作と変わっておらず、
ミッション以外に、店舗を購入して定期的に収入を得ることができたり、
新人として勧誘したアサシンを各地域に派遣して鍛えたり、
LBボタンを押すことで弟子のアサシンが敵と戦ってくれたりするところも同じ。

序盤で右手に装備されるフックブレードにより、
かなり離れた部位にも飛びついて相当な早さで建物を登ったり、
落下中に適当な屋根に飛びつきやすくなったのは素晴らしい。
頻繁に行う登る動作が前作までと比べて格段に楽になった。

部品の組み合わせ方によって
殺傷や陽動、煙幕などの効果を持つ爆弾が作れることも
今までと違った攻略法が生まれて面白い。

さらに新要素として「アジトの防衛」が加わっており、
専用の地形の中を定期的に敵がやってくるので
一番奥に到達されないように、屋根にアサシンを配置したり
道にバリケードを設置したりするタワーディフェンス型に近いもの。

防衛ミッション自体はある程度の面白さはあるが、
「町の中で一定量以上の注目を浴びる」ことが発動条件のため、
今まで通りに屋根を歩いたり人混みの中を歩いているつもりでも
どんどん注目ゲージが上がり、アジトが攻め込まれてしまうのが面倒すぎる。

一般人を殺害したり、敵と派手な戦闘を行ったのならともかく、
目的地まで普通に移動しているだけで注目ゲージがたまるバランスなので
ミッションに集中したくても防衛戦が発動してテンポが崩れてしまう。
これを防ぐには弟子のアサシンを鍛え上げてアジトに配置しておくしかない。

また、デズモンドを操作する現代側もストーリーが非常に弱く、
そこからプレイできる「追憶の旅シークエンス」は
FPS視点で空中に足場を出現させながらゴールを目指すアクションパズルだが、
ゴールの方向や足場が作れない区画がわかりにくいし、
プレイしてもそれほど面白さを感じない。

本シリーズはかなり初期の段階でシステムが完成しており、
新たなマップで違うミッションをプレイすることを求められているため、
マンネリな部分はむしろ歓迎したいし、ファンもそれを期待しているだろう。

そういった意味で、フックブレードや爆弾といった、
前作に比べて快適になったり攻略性が広がった部分は成功しているが、
アジト防衛や追憶の旅シークエンスのように
新要素のいくつかの部分は練り込みが甘く、ただ面倒な内容だった。

【同シリーズのレビュー】
アサシンクリード
アサシンクリード2
アサシンクリード2 - DLC(シークエンス12:フォルリの戦い)
アサシンクリード2 - DLC(シークエンス13:虚栄のかがり火)
アサシンクリード ブラザーフッド
アサシンクリード3
アサシンクリード4 ブラックフラッグ
アサシンクリード ユニティ
アサシン クリード(映画)