ドッジボール

ドッジボール (字幕版)

借金を抱えたスポーツジムを救うため、
冴えないスタッフたちが集まって
ドッジボールの大会に出場する話。

ドッジボールは日本人がイメージするルールとずいぶん異なり、
ボールが６個も使われていたり、
ボールを落とさずにキャッチすると投げた側がアウトになるなど、
劇中で説明があるものの、相当な違和感は覚悟するべき。
１人に対して複数のボールが飛んできて
そのままやられてしまうばかりで
どうテクニックが発揮されるかイメージしにくい。

典型的なバカ映画のノリで展開する作品だが、
どの場面も面白くないのが致命的。
キャラクターに魅力がなく、感情移入したり応援したりできないし、
そもそも個性や特徴が伝わってくる場面が少ない。
笑えないバカ映画ほど退屈なものはなく、
たいして盛り上がることもないまま、読み通りに終了していく。イマイチ。