ドラゴン桜(1)
ドラゴン桜(1)
posted with amazlet at 15.02.07
講談社 (2012-09-28)

経営破綻状態になった私立高校を立て直すため、
弁護士が落ちこぼれの生徒に東大合格を目指させる話。

倒産寸前までになった高校をいかに改革していくか、
また、偏差値が低く、勉強する意欲も低い生徒を
どうやって東大合格に導くかといった手段が斬新で面白い。
すべてが正しくないかもしれないが、
主人公の桜木を含め、敏腕の教師たちの論理的な説明は説得力があり、
学生はもちろん、彼らと接する親や教育関係者は非常に参考になるだろう。

社会人にとっても、考え方や勉強の仕方、
頭の使い方や普段の意識など、
自分を改革するための参考材料が多数詰まっている。

常に独りよがりで反抗的な井野先生にはイライラさせられるが、
これは桜木の理屈に対する批判や
世間の反応を代弁するための存在と考えるべきだろう。

コマ割が大きく、ページをかなり贅沢に使うため
マンガとしてのコストパフォーマンスは悪いが、
短い間隔で新たなテーマや問題提起を行い、
その解決法が知りたくてどんどん読んでしまう。面白い。

【関連作品のレビュー】
エンゼルバンク