映画「スター・ウォーズ」シリーズとして公開された
２番目（1980年）の作品で、全６部作のうちの５作目にあたり、
前作から３年の年月が経過し、帝国軍から逃れた反乱同盟軍が
氷の惑星ホスに基地を設立したところから始まる。
登場人物や設定をそのまま引き継いでいるため、前作の視聴は必須。
また、冒頭で宇宙空間を背景とした状況説明で
一気に前作以降に起きた出来事を説明するので、
しっかりと読んでおかないと、突然新しい基地にいる状況などがつかめない。
前作同様、異様に早いテンポで展開されるストーリーで
場面場面を容赦なく飛ばしながら話が進んでいくのが心地よい。
壮大なストーリーではあるものの、限定された登場人物しか絡まないため
筋書きもつかみやすく、それぞれのキャラクターがよく伝わってくる。
前作にてその素質が見出された主人公が大きく成長する様子と、
帝国軍の圧倒的な力で危機的な状況に陥っていく怖さが味わえ、
シリーズ完結篇となる次回作への期待が高まる。
前作で「スター・ウォーズ」の魅力にハマった人ならハズレなし。
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