「ハリー・ポッター」シリーズの映画第6弾。原作は未読。
今回はクライマックスであるヴォルデモートとの決戦に向かう流れとなるが、
ハリーの親友ロンを中心とした恋愛の要素が
やたら時間を取っている上、本筋に何の関係もないのがひどすぎる。
しかも恋愛のやり取りを追うためには
登場人物の名前と顔を完全に理解している必要があり、
原作を熟読していないと混乱してわけがわからなくなる。
2時間半と長時間におよぶ割に、たいした見せ場もなく、
メインのストーリーもほとんど進行しないのは
映画として退屈だし、無駄が多すぎる。
いくら人気シリーズとはいえ、それぞれの作品が単体でも楽しめるよう
もっと配慮と工夫をして欲しかった。
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