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マイノリティ・リポート

これから起こる殺人事件を映像で予知できる能力を利用し、
犯罪が起こる前に加害者を捕らえてしまう犯罪予防局での話。

西暦2054年という設定であるが、
その年代が予想される未来の姿を綺麗に映像化している。
ベースは今と変わらない世界だが、生活の周りにある電化製品や街並などが
今の我々が憧れそうな雰囲気になっていて、観ているだけでもワクワクできる。
全体的にこういったデザインセンスは魅力があってオシャレだ。

犯罪予知は被害者と加害者の名前、起きる時刻、
さらに犯行の様子が映像という形でしか手に入らないため
どこで起こるかを映像から推理するしかない。
その際に利用する半透明スクリーンのコンピュータを
専用のグローブをはめた両手を動かして
画像の拡大や移動をするシーンが印象的(どう見ても扱いにくそうではあるが)。

約2時間半と、話の密度の割にはやや長いので
結末に行くまでに少しモタモタする感じはあるが、
細かいところで見せ場もあり、楽しめる作品だと思う。

【関連作品のレビュー】
フェイブルマンズ(監督の自伝的作品)

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