「おとりよせ王子 飯田好実」の作者である高瀬志帆が、出不精の夫に
なんとかアウトドアへの興味を持たせようと奮闘する日々を描いたもの。
引っ越しの話やカブト虫の育て方の話など、
アウトドア以外の話に脱線することも多いが、
作者の日常を描いたコミックエッセイとしては読みやすく、
子供が楽しむ様子などもリアルで良い。
本格的なアウトドア解説本ではないので、
詳しい人には張り合いがなさすぎるだろうが、
むしろ夫とおなじように、アウトドアにまったく興味がない人にオススメなマンガ。
夫の様子に共感を覚えることが多く、
アウトドアの楽しさよりも面倒臭い気持ちが上回るのもよくわかる。