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図書館戦争

本に関して著しく制限された近未来の日本を舞台に、
図書を守る隊員たちの様子を描いた話。

「図書隊員」という設定自体は新しく見えるが、
訓練や組織内部の様子は自衛隊と似通っており、あまり新鮮味がない。

榮倉奈々が演じる主人公のキャラクターは感情移入できないし、
日本人同士で妙に行儀良く戦闘をする理由も不明瞭。
図書隊員側が威嚇射撃のみというのは生ぬるいし、
手榴弾も兵器も使わず、ただ向かい合って銃で撃ち合うだけという単調な戦闘ばかり。
劇中で市民が言った「戦争ごっこ」という嫌味に納得してしまう。

命令を無視していながら結果オーライになる展開も納得できないし、
大きな流れもなくダラダラと続くばかりでイマイチすぎた。

【関連作品のレビュー】
図書館戦争 BOOK OF MEMORIES(テレビスペシャル)

mclover.hateblo.jp

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