街ingメーカー2 ~続・ぼくの街づくり~
| 2008年8月21日16:01【カテゴリ : PlayStation2】 |
あー、久々にムカムカした。
住民から求められている店や施設を
自分の人脈を駆使して誘致してくる、という
新しい発想の街作りシミュレーションゲーム。
前作は荒削りながらも、その斬新なシステムが楽しく、
そのプレイしづらい部分も続編では直って
完成度の高い作品になるだろう、と誰もが期待していた。
が、実際に出た続編は、前作の不満点をすべて引き継いだ上に
新たな不満点を大いに盛り込んだ内容だった。
向上したのはグラフィックだけ。
操作性の悪い視点、主人公の足の遅さ、
スタートボタンを押さないと確認できない時刻など
開発者もすぐに気づくであろう部分に、まずストレス。
住民と会話するのが基本なのに、
日中なのかどうかがすぐに確認できないのは閉口する。
そしてサッカーの中田選手や水泳の北島選手が唐突に登場し、
サッカーや水泳に関するクイズを出してくる。
それらに連続で正解するとスタジアムなどの
関連施設が誘致できるようになるのだが、
そのイベントが始まって一定期間は
住民の話題がすべてそのジャンルに染まり、
肝心の街に関する不満を聞くことができない。
なのに不満はいつも通りにたまっていて、
街のあちこちで不満を表す点滅が起きる。
急いでイベントを成功させようにも、
選手の方からの電話を待つしかなく、
その間に不満が爆発して退去していく住民が多発。
かといってイベントを失敗させようと
選手からの電話を無視したり、クイズに間違えても
またしばらくすると電話がかかってきて、終わらせられない。
つまり完全に強制イベントなのだ。
興味のない話題のクイズの答えをいちいち聞き込みで調べ、
強制的に入力させられるストレスが大きすぎる。
さらに実在のファミレスやコンビニが登場するのは
リアルでいいのだが、そこにいる住民に話を聞くと
必ず最初に実際の店の宣伝を話し出す。
(レストランなら食べ物、コンビニならEdyなど)
これが不自然極まりないし、非常にうざったい。
会話が絶対に必要なゲームだけに、
避けられない宣伝は本当に邪魔だ。
誘致を希望するメールを処理することで建物が建つのだが、
前作のように放っておいたら
勝手に建設されてしまう、ということはなくなった。
しかし、街の人気があればあるほどメールがどんどん来て、
処理してもすぐに満タンになる。
メールが満タンだと重要な誘致を引き受けられないので
今来ている誘致希望を無理やりこなしたりする。
その割に誘致した直後にメールがなくなるわけではなく、
建設が完了するまで待たされるため、
どのメールが未処理なのか非常にわかりにくい。
道路をひくときも、前作は自動的に
90度単位で回転する視点になったのに、
今作は通常移動と同じアナログ回転のため、
予定外のところに道路を作ってしまったりする。
(しかも道路の撤去はできない。上から建物を建てるしかない)
主人公の体力という不要な概念も残っており、
定期的に食べ物を摂らないといけないのも謎。
街作りに専念したいのに、空腹になると
ただでさえ遅い主人公の移動がさらに遅くなる。
会話は前作同様、あまりにもつまらなく
「突然だけど○○と△△だったらどっちが好き?」
という、不自然極まりない会話が多発する。
しかもそれに関するヒントはなく、
相手と同じ好みなら親密度が高まりやすいだけ。
これに関しても前作にあった親密度メーターがなくなっていて
変化がわかりにくいのだ。
とにかく、1作目なら「荒削り」ということで見逃せた部分が
2作目(SIMPLE2000シリーズで1のリメイクが出たので
実際には3作目)なのに作りが雑すぎるのが厳しい。
少しプレイしただけでわかる程度のストレス箇所が
まったく改善されていないのだ。あまりにも駄作。
【同シリーズのレビュー】
街ingメーカー4
