やっておきたい英語長文300

やっておきたい英語長文300 (河合塾シリーズ)

大学受験対策として英語の長文問題を30問収録したもの。

300というのは語彙数や問題数ではなく
１つの話題に対する文章の長さの目安である。
300語程度だと長文といっても２ページほどで終わるものばかりなので
読み解くストレスや疲れはそれほど感じなくて済む。
それでいて、内容をきちんと把握できていないと解けない問題が多いので、
読解できているかのチェックがしやすいのが良い。

文化的な話や社会問題まで、内容も多岐にわたるので
受験に関係がなくても英文読解に挑戦し始めた人には最適。
解説が非常に充実していて、ただ答え合わせをするのではなく、
どの部分に気を付けてどう理解するのかを振り返ることができる。
日本語訳の文章に不自然な言い回しが多いのは残念。

TOEICなどでリーディング能力、読解速度に不安を感じた人が
そのあたりを訓練するのにピッタリな教材。