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横道世之介(よこみちよのすけ)

1987年を舞台に、ちょっと変わったお人好しの大学生と
その周囲の人とのやり取りを描いた話。

何か意味のある内容を伝えるストーリー構成ではなく、
横道世之介が絡んだエピソードをバラバラに見せるだけなので、
流れも山場もなく、中身を感じない映画だった。
2時間40分もの長さで何の意味もない日常を見せられるだけの作品なので
よほどキャラクターに惹かれなければ、ただ退屈で長い作品に感じるだろう。

唐突に時間軸の違うエピソードが挿入される場面も
ただ状況が読み取りにくいだけで、無意味だったと感じた。
数年後の話をすべて省略しても何の問題もないあたり、
作品の魅力を高める演出とは思えなかった。

吉高由里子がやたらかわいいキャラクターなのは認めるが、
なぜ世間でこうも高評価なのかが理解できず、
映画としては何も得る物を感じない退屈なものだった。

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