英文で書かれたグリム童話が5作品収録されている本。
収録作品
●The Fisherman and His Wife(漁師とそのおかみさん)
●The Brave Little Tailor(勇ましいちびの仕立て屋)
●Rumpelstiltskin(ルンペルシュチルツヒェン)
●The Boy Who Learned to Shake(こわがることをおぼえるために旅にでかけた男)
●The Golden Goose(金のガチョウ)
話によって長さはまちまちだが、全体的には長めで
「イソップ物語」よりも文章量のプレッシャーが高かった。
童話の特性上、heやsheなどの人称代名詞が頻出するので、
誰を主語として説明した文章なのかを整理しながら読むトレーニングになる。
また、短い文章でテンポよく進んでいくので
きっちり読解していかないと状況が読み取れない難しさがあった。
オチだけでなく途中の展開が面白い話が多く、
特に2話目の仕立て屋の話は読み応えがあって面白かった。