パソコンの処理速度を上げるオーバークロックに
没頭する若者たちを描いた話。
「のだめカンタービレ」の作者が描いた作品だが、
そこまでの勢いやバカバカしさを感じる域には至っておらず、
非常に珍しい題材を扱ってる以外にはあまり魅力がない。
処理速度を上げるのは簡単だが、それに伴って熱を発することになり、
限界を超えた温度になるとパソコンは動かなくなってしまう。
また、部品の優劣も影響するため、部品選びや放熱対策が重要になる。
そのあたりの非常にマニアックな内容をわかりやすく表現しているが、
マンガ自体の面白さはキャラクターに頼っているばかりなので
そこまで夢中になる魅力は感じなかった。