難易度NORMAL、クリア。

メガドライブやアーケード時代の横スクロール2Dアクションゲームの名作、
「ゴールデンアックス」がXbox360で登場。

その当時に選択できた男性、女性、ドワーフという3種類の主人公のうち、
女性を主人公にした3Dアクションとなっている。
ジャンルとしては「ゴッド・オブ・ウォー」や「CONAN」と似た内容だ。

グラフィックはかなり美しく、モーションも流れるようにつながり、
アクションゲームとしてかなりうまい造りになっている。
英語ではあるものの、ゲーム中に表示に表示されるチュートリアルや
巻物を取ったときに表示されるTipsはかなり役立つ情報なので
単語を拾うだけでも読んでおく方が良い。

Yボタンでジャンプ、Bボタンで魔法、Lトリガーを押すとダッシュする。
Aボタンで弱攻撃、Xボタンで強攻撃、2つ同時押しでキックが出るが、
弱攻撃はあまり使いどころがないので基本的に強攻撃に集中して良い。

特徴的なのが敵の攻撃に合わせて使う回避と防御。
LBボタンで回避、RBボタンで防御ができるが
適当に使っていると戦闘に非常に苦労するシステムになっている。

基本的には強攻撃を連打して敵にダメージを与えるが、
敵の武器がオレンジに光ったら素早くLBボタンで回避、
ブルーに光ったら素早くRBボタンで防御し、
その後、攻撃ボタンを押すと即座に炎をまとった攻撃で
大ダメージを与えることができる。
ちなみにグリーンに光った場合は回避と防御のどちらでも構わない。

この色を無視したり、出すべきアクションではない方のボタンを押すと
相当大きなスキが生まれ、ほぼ確実に攻撃を喰らう。
ただ無闇に攻撃するゴリ押しでは非常に厳しいゲームになるので
きっちり相手の動きに反応して冷静にボタンを押す必要がある。
これを心がけるかどうかで難易度の印象が大きく変わる。

初期設定のカメラは主人公に近くて敵の攻撃が判断しにくいので
とりあえずGAME SETTINGの中の
NEAR CAMERA DISTANCEとFAR CAMERA DISTANCEを
目一杯遠ざけて(ゲージを右へ埋める)プレイすると良い。

Tipsにも表示されるが、回避と防御は
主人公がどんな動作をしているときでもキャンセルして発動することができる。
そのため、攻撃中でも反撃中でも移動中でも
とにかく敵の武器が光るのを見たらすぐに対応したボタンを押すこと。
一度や二度失敗したところで大したダメージにはならないが、
ゴリ押しプレイをしてしまうと、小さなダメージが積もり積もって
ステージ最後まで持たない。
(ちなみに死ぬとドラゴンスタチューを消費して即復活できるが、
 ドラゴンスタチューはゲーム全編で超貴重品。
 早めに浪費するとゲーム後半で辛い思いをする)

2つの攻撃ボタン同時押しで出るキックだが、
攻撃としてはほとんど役に立たない。
しかし唯一、敵を蹴り飛ばすことができるアクションとなる。

というのも本作ではところどころに突き刺さる刃やトゲのような置物があり、
それに敵を突き刺さないとゲームが進まないようになっている。
刺すべきトゲはたいていキラリと光るエフェクトがついているので
それを見逃さず、その前で敵をキックで蹴り飛ばすこと。
かなり角度や距離がズレていたとしても補正されるので
だいたいの位置でキックを決めれば良い。
これを知らずに延々と敵を倒していても
敵は無限沸きか無敵になっていて、まったく終わらないので注意。
「何か困ったら敵を蹴り飛ばす」。これを覚えておくこと。

次に苦労する敵としては魔法を使うタイプのものだろう。
しかし、これも攻略を知っているかどうかで大きく難易度が異なり、
直線で飛んでくるタイプの魔法は当たる少し前にRBボタンで防御すれば
敵の方へ弾き返せる。何度か繰り返せばそれだけでも倒せる。

岩を落としてくるタイプの魔法使いは
落ちてくる直前に主人公の周りに円が表示されるので
それが小さくなったらLBボタンで回避。
地面を伝ってくるような魔法も当たる直前に回避することができる。
そうやって避けながら近づいて直接攻撃するのも良い。

一番楽なのは十字ボタン左で選択できる魔法を当てること。
たいていの魔法使いは魔法に対して劇的に弱く、
1、2発で燃やしてしまうことができる。

さらに「Beast Rider」の副題の通り、
このゲームではビースト(獣)に乗って戦うことができる。
特定のパネルに近づくとビーストが出現し、Rトリガーで乗り降りできる。

ビーストに乗ると主人公の体力バーの下に
ビーストの体力を表すオレンジ色のバーが表示される。
Aボタンの通常攻撃はいくらでも出せるが
Xボタンの特殊アクションは体力を消耗する。
完全に体力がなくなればビーストは死んでしまうが、
さきほどのパネルに近づけば新たなビーストを入手できる。

正直、ビーストは割と使いにくいが
ビースト使用が前提となっている箇所が多数あるため、
出現パネルがあったら今後ビーストが必要になると思った方がいい。

代表的なのはビーストしか壊せない扉。
その先に行かないとゲームが進まないため、
ビーストに乗った状態でAボタン攻撃で破壊する。
一部、象タイプの遅いビースト(Krommath)の
Xボタン連打によるダッシュ攻撃でないと壊せない扉があるので
Xボタン連打で技が出ることは覚えておいた方が良い。

攻撃ボタンをゆっくりめのテンポで確認するように押すと
通常攻撃が炎をまとった特殊攻撃になる。
場合によってはこれでしか反応しないギミックや敵がいる。
普通の攻撃をしても埒(らち)が明かないときは試してみる価値アリ。

本作の特徴として、やたら敵を倒すのに苦労する場合は
何か楽な攻略法が別にあることが多い。
力技で押すべきところは実はほとんどない。

このゲームで難しいのは戦闘アクションではなくルートの探索と開拓方法だ。
どちらに行けばいいかは大体わかるのだが、
しまっている門や扉をどうやって開けるかわからなくて詰まることが多い。

ルート開拓のパターンとしては、敵を全滅させる、敵を蹴り飛ばしてトゲに刺す、
パネルを踏んで開ける、ビーストでぶち壊す、ビーストでパネルを踏む、
顔の形のオブジェを攻撃する(稀に特殊攻撃)、ロープを切る、など。
魔法欄の真ん中、ゴールデンアックスが音を鳴らして光ったときには
周りにアックスを投げて壊すものがある証拠。

序盤に悩まされるもうひとつが落下死だ。
落ちたら死ぬかどうか迷う場所があるが、間違いなく死ぬ。
悩んだときは下手に近づかないこと。

ちなみに谷間を飛び越えるシーンでは
ダッシュジャンプ中に攻撃ボタン同時押しで出るドロップキックを使うと
ジャンプの飛距離が少し長くなることを覚えておこう。
これを知らないと踏み切りや勢いに関係なく即死することがある。

本作は「難しいアクションゲーム」の印象が広まっているが、
実際には攻略法を見い出して、それをきちんと遂行できるかどうかで
大きく難易度が違ってくるだけだ。
ゴリ押しだとやたら難しくなるし、突破方法がわかると急に楽になる。
一番大変なのは、ダウンさせた後にゴールデンアックスを投げないと
死なない敵が2匹以上出てきたとき。

本作の目玉にしたいようではあるが、
ビーストは小回りも利かないし、使いづらいし、
かといって降りると敵が乗り回して鬱陶しいし、
殺そうと攻撃したら怒って暴れるので、とにかく邪魔だった。
(ビースト上の敵はジャンプ攻撃で落とせる)

むしろビーストを出さずに今のクオリティで出してくれた方が
純粋なアクションゲームとして楽しめた気がする。
さらに、敵の攻撃がオレンジやブルーに光るのはいいとして、
「回避と防御のどちらでもいい」場合がグリーンなのは
瞬時に判断する際に、3色目という意識になるので逆に混乱した。
どちらでもいいというグリーンがまったく出ない方がむしろ簡単だっただろう。

全体的にはアクションゲームとしてのゲームデザインをきっちり守り、
ほとんどの局面が特定の攻略法ならぐっと楽になるという仕様が楽しかった。
まさに理詰めで攻略していくアクションゲームという感じだった。割とオススメ。

【参考になった攻略サイト】
13月の迷宮 | GOLDEN AXE BEAST RIDER