「バーンアウト」と同じ開発会社らしいFPS。
何でも壊しまくれて撃ちまくれるというのが売り文句。

何でも壊せる、というのは言いすぎで
徐々に壊れていく物と、弾け飛ぶ物と、
弾痕だけが残る物に分かれる。
とはいえ、銃撃によってもうもうと立ち込める煙や
銃撃戦が跡の残り方は素晴らしく、戦いの激しさを感じる。
特に鉄筋の柱や壁などが徐々に欠けていく様子が見事。
全体的にグラフィックは最上級で、銃のモデリングがスゴイ。

肝心の戦闘部分だが、破壊のカタルシス優先で
もっと大味なのかと思いきや、実は敵がかなり固く、
積極的にヘッドショットを狙っていかないとなかなか倒せない。
一人一人の連射速度もかなりのものなので
むやみに突撃すると、こちらの体力はすぐなくなってしまう。
この辺のコツをつかまないと相当に難しく感じてしまうだろう。

スナイパーライフルはあるものの、
弾速が遅く、一発の威力がやたら高くできているので
スコープできっちり狙ってヘッドショットするというより、
相手の体のどこかに当てれば倒せるようになっている。
ただ、あまり登場しないので遠距離狙撃する機会は少ない。

オススメのプレイスタイルとしては、
基本的に長距離では敵は無視。下手に狙うと硬直状態になり、
長引く上に弾切れと体力切れの危険が伴う。

普段は中距離まで距離を詰め、
アサルトライフル系の集弾率の良い武器で
ズームアップしながらヘッドショットを狙う。
一発目はブレないが、連射すると弾がバラけるので
短めにトリガーを引き数発ずつ撃つか、
上ボタンで三点バーストに切り替えて戦う。
拾ったサイレンサーは△ボタンで取り外しできる。

屋内や出会い頭などの近距離では
フルオート射撃で頭から胸あたりを適当に狙って撃ちまくり、
相手が動かなくなるまで(照準が白くなるまで)
マガジン半分ぐらい(40発前後)を叩き込む。
弾は敵から容易に手に入るので、弾切れは気にしない。
手を休めると反撃されるので、
連射してひるませ続ける必要がある。

トラックや赤いタンクなどの爆発物は
敵が近付いたときに撃って破壊する。
ボディアーマーを着てショットガンを連射する突撃野郎は
フルオート射撃で足を鈍らせつつ、グレネードを投げる。

シールドを持った敵もフルオート射撃で盾を使わせつつ、
別の方角にグレネードを投げて側面や後方から爆風を浴びせる。
単独でグレネードを投げると盾で防がれるというのが嫌らしい。

リロード中に背景がボヤけるのが鬱陶しいが
実は□ボタンを押すと、ボヤけをキャンセルできる。

ひとつのミッションがかなり長く、マップも広いので
初回プレイでは1時間近くかかったりする。
途中でセーブができないので、止め時が難しい。
チェックポイントも遠いので死んだ場合にはかなり戻される。
しかしながら2回目以降のプレイでは
ちょうどいい手ごたえなので、これはこれでいいのかもしれない。

途中にいくつかある、
入った瞬間に入り口が閉まる大部屋は凶悪な難しさなので、
しっかりとした位置取りと武器選びが必要。

最初は難しすぎるか、とも思ったが
上記のプレイスタイルをつかんでからは
じっくりと何度も遊べるFPSだな、という印象に変わった。
あってないようなストーリー以外は上出来だと思う。