古着ショップを運営する株式会社ヒューマンフォーラムが
危機的状況を改善するために開き直った施策について紹介した本。
タイトルはインパクトがあるが、内容が非常に薄くて残念。
ビジネス書や実用書として読もうとしても
経営が落ち込むまでの流れや会社の紹介のボリュームが長く、
この会社で働きたい人以外には興味のない部分にページが割かれている。
具体的な改革案が語られている第4章だけは面白いが、
この本の芯はその部分だけなのだ。
それ以外はマンガや各社員の作文、同じような話でかさ増しされている印象。
「ちょっとアホ!」というのは、枠にとらわれず
自由で意欲的な発想しようという提案に過ぎない。
それ自体は非常に大切なことだが、それを丸々1冊使って伝える必要はない。
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