僕の小規模な失敗」の続編にあたる内容だが、
いきなりこの作品から読んでも問題はない。

が、福満しげゆき作品のこの独特なネガティブぶりを初体験すると
かなり衝撃を受けるだろう。
作者の自伝的な内容で、かなりウジウジとしながら
漫画家人生を歩む主人公なので、それにイライラさせられることは必至。

それでいて、なぜかやめずに読み進めてしまう中毒性。
誰もが持っている弱い部分を大きく強調したような作品なので
気持ちはわからないでもない、という妙な感情移入をしてしまう。
普通の人なら「嫌でもやらなければならないから」と行動するところでさえ
思い切り逃げてしまったりするので、このあたりは大きく好みが分かれるところ。

【同シリーズのレビュー】
僕の小規模な失敗
うちの妻ってどうでしょう?