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アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書

世間の金の動きにあまり詳しくない初心者向けに、
金に関わるいろいろな基礎知識を解説した本。

分厚い本だが、文字がかなり大きく
実際のボリュームは見た目ほどではない。
また、「アメリカの高校生が読んでいる」とあるが、
アメリカではこういったレベルの教育がされている、というだけで
内容的には日本の制度やサービスを題材にした説明になっている。

「資産運用の教科書」という割に資産運用の話はほとんど出てこず、
会計や金融の基礎を学ぶ本といえる。
それぞれの要素はほとんど掘り下げず、広く浅くといった印象。

社会に出るなら知っておくべき大事な内容ではあるが、
「資産運用の教科書」という題名は誤解しがちだ。
資産をいかに増やしていくか、という部分を知りたいなら
他の本を探すべきだろう。

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