アサシン クリード Xbox 360 プラチナコレクション【CEROレーティング「Z」】
ユービーアイ ソフト (2008-11-06)
売り上げランキング: 9,738

12世紀の中近東を舞台にした暗殺ゲーム。
暗殺、といっても見つかったらゲームオーバーというほど
シビアなものではなく、たとえ大チャンバラを演じても
相手を倒せばそれでよい。

グラフィックとモデリングは現時点最高峰で
どの場面を静止画にしても見とれるほど
素晴らしい見栄えのものばかり。
カメラも見やすく、視点で困ることはほとんどない。

モーションも美しく、壁の登り降りや戦闘シーン、
集団の中を走り抜けるところなど
違和感のない動きと反応が切れ目なくつながっていて
まさに次世代機ゲーム、という感じだ。

基本的には暗殺のための情報集めから始まり、
いくつかの情報ミッションをクリアした時点で
暗殺実行が可能となる。
任意のミッションをクリアしていくこともでき、
市民救出ミッションを達成すれば自警団が味方について
いざというときに逃亡を手助けしてくれたりする。

3つの街がそれぞれ3つのエリアに分かれていて、
計9個のエリアにて上記の流れを繰り返す。
フリーミッションをすべてクリアしようと思うと
1つのエリアだけでも2時間は必要になり、
全体としては結構な時間がかかる。

しかもやっている内容がほとんど同じなので
人によっては中盤以降、作業的に感じるかもしれない。

基本的にステージが進むたびに装備が充実し、
技も体力も豊富になってくるので
後半に行くにつれて楽になるという逆難易度。

あとから以前のステージをやり直すことも可能だが、
当時のステータスに戻ってしまうため
強くなった身体で暴れる快感がないのが残念。
せめてクリア後に投げナイフ数の無限と
ステータスそのままで最初からプレイがあればよかった。

屋根に登って周囲の邪魔な弓兵を投げナイフで倒すのも楽しいが、
ナイフが有限なので、なくなるたびに
市民からスリ取らないといけないのがやや面倒なのだ。

ストーリー中、定期的に未来のシーンに飛ぶのだが、
ダッシュもできず会話・調査ポイントもわかりづらいので
ここだけは非常にプレイしづらかった。
ストーリー上もあまり必要には感じないので
いっそのこと中近東のシーンのみで
構成すればよかったのではないか。

ほとんどの行動が右トリガーを併用することで
「ステルス」と「アクティブ」を切り替えられるのだが、
射程距離が極端に短いが、周囲の騒ぎの少ない
「ステルス暗殺」を使いこなしてからが俄然面白くなった。

「アクティブ暗殺」だと遠くから飛び掛って殺せるものの
騒ぎになりすぎて結局、兵士とのチャンバラ戦になってしまう。
しかし、市民にまぎれてゆっくりと近づき、
すれ違いざまに相手に刃を差し込んで、すぐに早足で立ち去れば
その後、相手が倒れて多少の騒ぎになったところで
犯人が誰かわからない。
この暗殺者たる行動がたまらなくカッコいい。

個人的には舞台の縛られるボスの暗殺よりも
フリーミッションでの制限時間付き暗殺依頼がもっとも興奮した。
このミッションは騒ぎになれば即失敗な上に(やり直しは可能)、
「3分以内に2人を暗殺」など条件が厳しいので
速やかに暗殺目標を発見し、
近くの兵士がいなくなった瞬間に暗殺、
素早くその場を離れて次の目標を探す、という流れが
腕のいい暗殺者を体験できて自分に酔えた。

全体として非常によくできているとは思う。
街中を好き勝手に移動しながら
鮮やかに敵を倒すことを楽しめるかどうかで
作業的と感じるかどうかが分かれると思う。

いずれにしてもこのクオリティの高さに一度は触れておくべきだ。

【参考になった攻略サイト】
【Xbox360】アサシンクリード(Assassin’s Creed)@ ウィキ

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