Star Wars: The Force Unleashed (輸入版 アジア)
LucasArts
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難易度Apprenticeにてクリア。

タイトル通り、有名すぎるほど有名な映画である「スター・ウォーズ」のゲーム。
映画の方はあまり観たことがなく、
ライトセーバーやダースベーダー程度の知識しかない。

グラフィックは素晴らしく、映画作品を元にしたゲームということでは
十分すぎるほど期待させてくれる。
見た目の美しさだけでなく、物理エンジンを利用した挙動と
フォースという能力の表現が最高にマッチしている。
ガラスの表現や、フォースによってひしゃげる扉などは
他のゲーム以上のクオリティ。
開かない扉をぶち破ったり曲げたりして通過するシステムは新鮮。

ムービー中の人間の顔や表情も見事としか言いようがない。
とにかく全編通してスターウォーズっぽさが再現されており、
ファンにとってはその世界観の中でプレイできる満足さがあるだろう。

しかし、しばらく遊んでみると
ゲームとしてのデザインがイマイチなことに気付く。
ゲームとしてはアクションかTPSに見なされる内容だが、
遠距離攻撃はフォースによる波動や
落ちている物をフォースで飛ばすのが基本だが、
いずれも狙ったところに正確に飛ばすのはかなり難しく、
遠距離から銃で攻撃してくる敵がかなり嫌らしい存在になる。

方向をよく合わせれば遠くの敵にも当てることができるが、
狙っている間に敵の銃弾を受けて能力の発動がキャンセルされることがあり、
しかも複数の敵を相手にするのでイライラが募る。

中距離まで近寄ればライトセーバーを投げたり電撃で攻撃することができるが、
それ以上の遠距離の敵と対峙する状況が多く、
全編通して、苦戦を要求される。

敵の銃弾によってダウンしやすい主人公の割に
敵側はこちらの攻撃に怯みにくい印象で、
敵の攻撃によって倒れた主人公が起き上がると同時に
別の弾が着弾してダウン、というどうしようもない瞬間もよく目にした。

ボス級の敵との戦闘中に唐突に始まるボタンアクションも不親切で、
ボタンを連打しながら戦うことが多いこのゲームにおいて、
前触れなくボタンアクションの場面に移ると
1番目のボタンはほぼ無意識に押してしまうことになる。

ボタンアクションの表示位置と受け付け時間の関係で
背景で動く主人公たちの様子に目を配るのは難しい。

レベルアップなどによって手に入れたポイントは
ステータス画面で各項目に割り振ることができるが、
その画面に移動するだけでロードが挟まるのもストレス。
ステージ間やムービー前はともかく、
こういったゲーム中のふとした行為のたびにロードで待たされるのは辛い。

英語表記ということもあるが、
何をすればどうすれば展開が進むのかわかりにくいことがあり、
いきなりカメラが固定されて放置される場所では戸惑った。

上方向や下方向にあまり大きく振り向くことができない仕様なのに
その限界以上の高さから攻撃されることもあり、
そういった「理不尽な苦戦」が多いのが特徴だろう。

飛んできた銃弾をライトセーバーでさりげなく弾き飛ばしたり
フォースを使ったさまざまな能力などは
実によくスターウォーズの雰囲気を表しているだけに
ゲームとしてイマイチな部分が目につくのが残念で仕方ない。

【同シリーズのレビュー】
スター・ウォーズ<エピソード4>新たなる希望(映画)
スター・ウォーズ<エピソード5>帝国の逆襲(映画)
スター・ウォーズ<エピソード6>ジェダイの帰還(映画)
スター・ウォーズ<エピソード1>ファントム・メナス(映画)
スター・ウォーズ<エピソード2>クローンの攻撃(映画)
スター・ウォーズ<エピソード3>シスの復讐(映画)
スター・ウォーズ<エピソード7>フォースの覚醒(映画)
スター・ウォーズ<エピソード8>最後のジェダイ(映画)
スター・ウォーズ : クローン・ウォーズ(CG映画)
ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー(映画)
親指ウォーズ(パロディ映画)
スペースボール(パロディ映画)
ファンボーイズ(コメディ映画)
LEGO STAR WARS : THE COMPLETE SAGA(ゲーム)
LEGO STARWARS 3 : The Clone Wars(ゲーム)
Kinectスター・ウォーズ(ゲーム)
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