牛しかいないような田舎町へ引っ越してきたイタズラ好きの少年の話。
テンポがよく、ジョークの効いた言い回しで
英語ながら読んでいて単純に楽しい。
クセのある登場人物たちと特徴的な挿絵との相性もいい。
出てくる英単語は見慣れないものも多いが、
ひとつひとつの英文が短く、
前後から推測しやすいので英語読書に向いている。
イタズラに全力を注ぐ主人公が奇妙な状況に追い込まれる中、
どう話が展開していくか予測できず、
先が気になってどんどん読み進めたくなる強い引きがある。オススメの1冊。