宇宙の幹線道路沿いにあるハンバーガーショップを舞台に
さまざまな異星人のやり取りを描いたコメディ。
世界設定は悪くないものの、全編通してスベった笑いが続き、
制作者だけが楽しんでいるようなつまらないノリを見せられる。
特徴のある異星人たちの設定は結局、伏線として活きるようなこともなく
ただそのときどきの勢いで描かれているような印象ばかり。
なんの目的で入っているのかわからない要素も多い。
根性の悪い登場人物ばかりで感情移入もしにくく、
どこを楽しむべき映画なのかがわからない。
独りよがりなコメディほど見ていて辛いものはない。