「金持ち父さん 貧乏父さん」から続くシリーズ７冊目で、
経済的な自由を早く手に入れるための考え方を説いたもの。
収益を大きくするために必要な期間を
いかに短縮するかに焦点が当てられており、
イマイチだった「金持ち父さんの投資ガイド」に比べ、
本書はきちんと中身を感じるエピソードが多かった。
ただ、これまでの本で語られたようなアドバイスも多いので、
シリーズを読んできた人にとっては新鮮味のある部分は限られる。
本書の中での使い回し部分も多いので、
400ページを超えるボリュームほどの中身は感じなかった。
また、株式を中心としたポートフォリオ所得に否定的で、
不動産投資を推奨する内容なので、
自分の主義と合わないと感じる人もいるだろう。
最初の２冊に感銘を受けて以来、本シリーズを読み続けてきたが、
そろそろネタが枯渇してきた印象を受ける。
これ以上は他の書籍に手を出した方が勉強になるだろう。
【関連作品のレビュー】
金持ち父さん 貧乏父さん
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
金持ち父さんの投資ガイド＜入門編＞
金持ち父さんの投資ガイド＜上級編＞
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