寄生獣」の作者が描いた紀元前4世紀のギリシャ付近を舞台にした話。

前作の「ヘウレーカ」に似た、静かな作品。
ただ、話の持っていき方やキャラクター作りがうまく、ぐぐぐっと引き込まれる。
登場人物それぞれが魅力的で、特に冷めているけど
妙なところで夢中になる主人公エウメネスが素晴らしい。

作者の得意技である、圧倒的な力の差による虐殺は今回も登場。
スクリーントーンも少なく白っぽい絵なのに、迫力の戦闘が味わえる。

世界観の関係で覚えにくい人名ばかり登場するので
会話の中でどの人物のことを指しているのかを
しっかり把握しながら読み進める方がいいだろう。