普段の短編エピソードを基にアレンジし、
大長編ものとして1冊でひとつの物語にした
「大長編ドラえもん」シリーズの1作目。

これが1作目にて名作となるデキで非常に素晴らしい。
ドラえもんに登場するキャラクターの個性を活かしながら
しっかりと物語がテンポよく展開していき、ハラハラさせてくれる。

冒頭でスネオが恐竜の化石を自慢し、バカにされたのび太が
もっとスゴイものを発見して自慢してやる、と大口を叩くいつものパターンから始まる。

ドラえもんの道具で適度に助けてもらう場面は出てくるものの、
主役はあくまで5人全員で、それぞれが目的や意見を持ち、
お互いに干渉しながら冒険の方向性が定まってくるのが素晴らしい。

短編だけでなく、しっかりした長編も作り上げる藤子・F・不二雄の実力を感じる。

【同シリーズのレビュー】
大長編ドラえもん<2>のび太の宇宙開拓史(マンガ)
大長編ドラえもん<3>のび太の大魔境(マンガ)
大長編ドラえもん<4>のび太の海底鬼岩城(マンガ)
大長編ドラえもん<5>のび太の魔界大冒険(マンガ)
大長編ドラえもん<6>のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(マンガ)
大長編ドラえもん<7>のび太と鉄人兵団(マンガ)
大長編ドラえもん<8>のび太と竜の騎士(マンガ)
大長編ドラえもん<9>のび太の日本誕生(マンガ)
大長編ドラえもん<10>のび太とアニマル惑星(マンガ)
大長編ドラえもん<11>のび太のドラビアンナイト(マンガ)
大長編ドラえもん<12>のび太と雲の王国(マンガ)
映画ドラえもん のび太の恐竜(アニメ)
映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(アニメ)