トムソーヤや透明人間などの物語の登場人物が
ごちゃまぜで出てくるということで、
あまり期待していなかったのだったが、予想以上に楽しめた。
とにかく全編通して迫力があり、
要所要所での画面の振動などもうまく使っているし、
おそらくは特撮であろうというシーンも
それをあまり意識させないぐらいの自然さで
映画に集中することができる。
特にジキル博士&ハイド氏や冒険家アランなどは大活躍で
観ているだけで憧れを感じる。
ノーチラス号や自動車のデザインも非常にカッコいい。
ただ、出てくるキャラクターの元の物語を知らなくて
それがどういった人物なのかをわからずに観ると
この映画の魅力は半減する。
架空の人物がうまく再現されているところの感動が大きいからだ。
予備知識がなくても楽しめるが、
元々の物語に思い入れのある人はぜひ。