ひとり暮らしのウォレスと、彼の愛犬グルミットが
活き活きと動くクレイアニメ第1弾で、
チーズが大好きな2人が月へ向かう話。
とにかくその細かい仕草や表情が素晴らしい。
眉毛の部分や指などから言葉がなくても
どういう感情なのかがしっかりとわかる。
グルミットが言葉をしゃべらないのも非常にいい。
無言だが人間臭い感情があり、
ウォレスとグルミットの仲の良さも伝わってくる。
今回はチーズを求めての旅となるが、
そこに登場する自販機もキャラクターとして素晴らしい。
四角い塊に過ぎないデザインなのに、驚きや怒り、憧れが読み取れる。
DVD1枚で30分弱というのはコストパフォーマンスが悪いが、
とにかくクレイアニメとしては一級品のデキ。
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