ダンテズ・インフェルノ ~神曲 地獄篇~
| 2010年2月21日12:50【カテゴリ : Xbox360(あ行~た行)】 |
難易度Zealot(ノーマル)にてクリア。
名作中の名作「Dead Space」の開発会社が出す新作ということで
かなり話題になっていた3Dアクション。
弱攻撃・強攻撃と魔法などを使い、次々に登場するザコ敵や
巨大なボスを倒しながらステージを進んでいく。
プレイしてみるとわかるが「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズとかなり似た雰囲気がある。
しかも残念なのが似ているがかなり劣っているデキだということだ。
本作をプレイすると「ゴッド・オブ・ウォー」がいかによくできていたかを実感できる。
フルボイスで吹き替えられたセリフは非常に良く、
敵との会話だけでなく、背景として聞こえてくる人々の悲鳴が
そのまま聞けるのは大きな意味がある。
本作は「神曲(しんきょく)」という長編3部作の古典文学をゲーム化したもので
その第一部である「Inferno(地獄篇)」をなぞる形で進んでいく。
ただ、私も含めてその文学を知っているプレイヤーはほとんどいないだろうから
どこまでストーリーに感情移入できるかは微妙。
その名の通り、地獄を舞台として進んでいくが
この雰囲気はよくできており、
マンガ「ベルセルク」で描かれるような世界観がしっかりと表現されている。
なぜかゲーム中のフォントが粗く、ドットがカクカクした品質。
特にコンボの表示はかなり雑で、最初それが何の数字かもわからなかったし、
クオリティも相当に低い。
なかなか斬新な見せ方のムービーも相まって、
プレイ前半は結構楽しめる。
「ゴッド・オブ・ウォー」のスケール感には届かないが
巨大な敵の倒し方を模索しながら攻略していくのも素直に楽しい。
が、中盤から後半になると楽しさが一気に減ってくる。
まずステージのデザインが全体的に悪すぎる。
落下死がやたらと多いのだが、原因として
次へのルートがどこなのかがわかりづらいのと、
主人公の影の表示がやや見にくく、
足場の悪い場所で前後の位置をつかみにくいことがある。
ロープ系などはどのぐらい奥にあるのかがほとんどわからない。
特に初めて出くわした場面だと、
まず死んでしまうだろうというデザインのステージもよくあり、
一旦死んだ上でその後に起こる内容を知り、
再挑戦しなければいけないというのは理不尽。
しかもやや手間をかけて取ったアイテムや
パワーアップの状態もすべて元に戻ってしまうから
くだらない死に方をして再開するのは非常にストレスがかかる。
ノーマル難易度でプレイしたが、
ゲームオーバー後の再開で体力が回復しないのも厳しい。
(死にまくると徐々に回復してくるが)
そしてゲーム後半の造りは、本当にプレイヤーに
楽しんでもらいたくてデザインしたのか疑問に感じる箇所が多々ある。
一定の制限の中で敵を倒さないと先へ進めないチャレンジステージなどは
本来、ストーリー中の必須の流れに組み込むべきでない。
ただただ水増しするための手抜きにしか見えず、プレイしている側も何も楽しくない。
相当に期待していたし、世間もそうであろうが、とにかく後半の造りが雑すぎる。
特にノーマル以上の難易度でやるとイライラし続けることになる。
序盤でアイデアが出尽くしたのか、
面倒になって適当にボリュームを増したのか不明だが、
ステージ中のギミックでも
敵に邪魔されながら操作しないといけないような場面が頻繁にあり、
とにかくストレスを感じやすく、「面倒くさい」と嘆きたくなるゲームだった。
【参考になった攻略サイト】
Xbox C4 >> Dante’s Inferno ~神曲 地獄篇~攻略 >> ~見えざる世界へ
【同シリーズのレビュー】
まんがで読破 神曲(マンガ)
