メトロ2033
| 2010年5月19日09:19【カテゴリ : Xbox360(な行~わ行)】 |
難易度ノーマルにて全7章をクリア。
ノーマルエンディング、真のエンディングともに確認。
核戦争によって壊滅的なまでにダメージを受けた
西暦2033年の世界が舞台のFPS。
地表は汚染された大気によりマスクなしでは出歩けない状態で、
人々は地下鉄の跡地を生活の場として過ごしている。
地下鉄の各駅が町という単位になっており、
それぞれの駅で物資に苦労しながらひしめき合っている住人がいる。
その荒廃した雰囲気やそこら中で好き勝手に会話している様子は見事。
特に、すべてのセリフがフルボイスで日本語化されているため、
狭い中で酒を飲みながらぶつぶつ言っている様子や
自分たちで集めた物品を売り買いしている様子が
歩いているときに自然に聞こえてくるのは非常に良い。
ただ、FPSとして見た場合、残念ながら面白味が少ない。
粗悪な銃器、少ない弾薬、素早く動きまくる敵など
狙って撃つ楽しみや隠れながら応戦する流れが弱い。
肝心の銃器の情報も確認しづらく、落ちている武器の内容がまったく不明だし、
持っている銃の説明も表示することができない。
店で売買するときも今の銃よりもどの点が優れているのかが非常に曖昧。
ボタン配置も直感的でなく、ライトのON/OFFや充電、
銃のリロードやマスクの着脱などがどうにも覚えづらい。
ゲームの展開も完全な一本道で、
どれだけがんばっても倒されるべき場面ではやられるし、
決められた場所まで行くと強制的に次の場面に進む。
今までの町に戻ったり、脇道を通って敵の裏を突いたりという
FPSとしての自由度はまったくない。
「モダンウォーフェア」シリーズのように
主観視点を利用した見せ方にこだわっている様子もなく、
イベントシーンによっては主人公以外のカメラに平気で切り替わるし、
主人公自身を別の視点から映すこともある。
そもそも元々がロシアの小説を原作とした作品なので
その雰囲気や世界観を追体験することが目的になっているのだろう。
その分、FPSとしての面白さやゲームとしての遊びやすさの配慮が少ない。
FPS好きがFPSを楽しむためのものではなく、
荒廃した世界で過ごす主人公を体感するためのものと割り切ってプレイすべきだ。
【参考になった攻略サイト】
Metro 2033@wiki
