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ぼくのオカンがうつになった。

タイトル通り、母親が鬱病になった主人公の話。

主人公は成人しており、仕事もしているが、
そんな中で突然の母親の鬱が発病する。
この本を読む人も社会人が多いだろうし、
自分の生活でもそんなことが起こるかも、という気にさせる。

主人公も特別に博愛というわけではなく、
場合によっては鬱病の母親以上に優先させたいこともあったりする。
このあたり、自分と同じような反応というのがリアルで良い。

鬱病による不安定な性格や、一緒に生活する上での苦労が
マンガとしてわかりやすく描かれており、
鬱病がどんなものか知らない人にも非常にとっつきやすい。

ただ、大変なことは伝わってくるが
画期的な治療法や根本的な解決は訪れないので
読んだ後も相変わらずブルーな気分になる。

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