難易度GENINにてプレイ。

「NARUTO」を題材にしたゲームの第2弾。前作はプレイ済み。
今作の内容としてはアニメ版の第80話(3代目火影 対 大蛇丸)以降ぐらい。
思い切りストーリーの続きから始まるので、前作をプレイしているか、
マンガ版・アニメ版を知っている人向け。

今回は標準で日本語音声を選択することができるようになったので
英語が読めなくてもどんな場面かは非常によくわかる。
フルボイスで日本語化されているのは自然で良い。

ただし、戦闘中は特定のアクションや条件を満たすべき場面があり、
それらが英語で表示されるので、理解する程度の英語力は必要。

3Dで再現されたフィールド内をアクションを使いながら進行していき、
敵に出会うと戦闘シーンに切り替わって格闘ゲームとしてプレイするなど
基本的な流れは前作と同じ。

グラフィックとしては綺麗になったようだが、
キャラクターの顔つきや挙動は劣化した印象もある。
その他にも、前作よりもイマイチになった点が結構あり、
全体的に残念な部分やイライラする部分が多い。

前作ですでに移動に関するスキルを身に付けているので
壁を登ったり水面を走ったりすることができる。
さらに今回はナルト以外にも仲間のキャラを操作するミッションや
複数のキャラクターを切り替えながらルート進行していく流れがある。
2箇所のスイッチを操作したりする場面では1人目を操作した後、
十字ボタンの上をダブルクリックして別行動モードにして
2人目を操作する必要が出てくる。

それにより多彩な攻略が生まれたが、
特定の場所に来るたびに別キャラの能力を発動させたりするのは面倒でもある。
失敗したときに再びチャクラが溜まるまで待機させられるので
フィールドでの忍術はチャクラを消耗しない仕様でもよかったのではないか。
それにそういった忍術まで面倒なバランス操作やスティック操作があるのはダルい。

地面からせり出すタイプのトラップがやけに嫌らしい動きをしていたり、
空中に張られたトラップが非常に嫌な高さだったりと
イライラさせる鬱陶しい進行ルートが多すぎるのも残念。
このシリーズは忍者気分、ナルト気分を味わうことが目的なのだから
あまりにも理不尽なトラップにする必要性がない。

Lトリガーを引いたときに忍術のコマンドが表示されるのは親切だが、
術名も合わせて表示して欲しかった。
意図しない術を使ったためにまたチャクラを溜めることになる。

戦闘中の「変わり身の術」も操作が複雑になってしまったし、
村人に話しかけている間はミニマップが消えてしまうのも遊びにくい。
特定の戦闘において戦い方を限定されてしまうのも
ゲームとして攻略の幅が生まれなくて面白くない。
(ちなみにラストで6発以上のコンボを当てる戦闘に苦労したなら
 Lトリガーを引いて2番目の術である「影分身」を使うといい)

たとえ代わり映えしなくても、前作の楽しさそのままに
ナルトの世界を体験できればそれでよかったのに
妙な変更や理不尽なトラップ、遊びにくく面倒な要素が増えたのは非常に残念。

【同シリーズのレビュー】
NARUTO:RISE OF A NINJA(ゲーム)
NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2(ゲーム)
NARUTO -ナルト-(アニメ)