難易度ノーマルにて全7のエージェントミッション(メインミッション)クリア。

遠方にロープを発射して固定できるグラップリングフックが特徴的な箱庭アクション。
ヘリや車両にフックで飛びついて乗っ取ったり、
常備しているパラシュートで高所から飛び降りたりできるバカっぽいノリが魅力。
前作もプレイ済み。

グラフィックは前作より発展し、リゾート地のような景色に見とれるほど。
ものすごい広さのマップの中に、大量にサブミッションが用意されていて
遊びつくすにはかなりの時間がかかる。

政府や軍が管理する施設には星印がついており、それらを破壊したり
ミッションをこなすことでカオスがたまっていく。
一定量のカオスがたまれば新たなミッションや装備が開放される。

つまり遊んだ分だけ新しい楽しみが広がっていくシステム。
サブミッションが大量にあるだけに好みのものを優先させても問題ない。
この辺の自由度は素晴らしい。

ただ、前作と比べるとやや遊びづらくなった印象もある。
所持している銃の弾がすぐなくなり、
倒した敵から拾おうにも異なる銃器の確率が結構高い。
基地に突っ込んで暴れまくる、というには少ない弾薬と妙に撃たれ弱い主人公。
基本的に敵は無限に湧いてくるので、死なないようにずっと気を遣うのは辛い。
この辺はもう少し楽にして欲しかった。

反面、武器を装備したヘリや航空機は無限に弾薬があるため、
それらを操作しているときはいろいろなものを壊す気持ちよさが感じられる。
車両に乗っていないときもこの楽しさを味わわせて欲しかった。

ブラックマーケットと呼ばれるヘリを呼べば開放済みの武器や車両を購入できるが、
手に入れるための金額が結構高いのと、
複数の品物を買うときにいちいちヘリを呼びなおさないといけないのが面倒。
スキップできるとはいえ、ムービーシーンが挟まるのもテンポが悪い。

村や基地の制圧度を100%にするために、敵施設の破壊だけでなく
回収物を集める必要があるのは面倒。
ドカンドカンと破壊する楽しさを体験させたいのかと思いきや、
レーダーの反応を見ながらチマチマと物資を集める地味さが目立つ。

今作になって面白いのは、2つの物体をロープを固定できる機能である。
走っている車と石像を結べば、その勢いで像を倒壊させることができるし、
敵兵を結びつけたガスボンベを吹き飛ばせば敵兵ごと飛んでいく。

慣れてくればフックで移動する勢いを利用してパラシュートで浮かび上がり、
そのまま地面や建物を引き寄せる勢いで飛び続けることもできる。
フックを利用して経路を選ばない侵入が楽しめ、
同じ目的を果たすときにもさまざまな手段が取れるのは面白い。

音声も含めて日本語化されているローカライズは贅沢だが、
同時に規制による変更が施されてしまった。
民間人への攻撃や車両による衝突は不可となり、4つのミッションが削除。
各勢力のゲリラ兵は配置されなくなった。

海外版をプレイしていないため、この規制によって
ゲーム性がどの程度、変化したかわからないが、
各勢力のためにどれだけ働いても常に1人なのは違和感があった。
制圧度を100%にした拠点にも何も変化が起きないので
安全なエリアとそうでないエリアの区別ができない。

プレイした感想としては「見た目のインパクトほどの面白さはない」ということ。
フックを利用した新鮮な感覚はあるものの、
余りある車両や武器を利用して敵地で暴れまくるというなら
レッドファクション:ゲリラ」の方が面白かった。

【同シリーズのレビュー】
JUST CAUSE ~ビバ・レボリューション~