CLASH OF THE TITANS:タイタンの戦い
| 2010年6月24日11:55【カテゴリ : Xbox360(あ行~た行)】 |
クリア。
映画「タイタンの戦い」を基にした、ギリシャ神話が舞台のアクションゲーム。
グラフィックはなかなかに綺麗だが、序盤をプレイしただけでわかるデキの悪さ。
全体的に造りが粗く、ゲームを快適に遊ぶ仕様になっていない。
まず拠点シーンで頻繁にイベント画面に切り替わる面倒さ。
アクションゲームなわけだから
コントローラーを操作している時間をもっと長くして欲しい。
少し移動したらイベント、終わってまた歩いたらすぐイベント、という感じでウンザリ。
複数の人物が立っているときにXボタンを押すと会話できるが、
自分が誰に話しかけようとしているのかわかりにくい。
同じ人物に2度話しかけてしまったり、意図しない人物が反応したり。
近づくだけで会話シーンに入ってしまう場面も不親切。字幕も小さい。
周囲を把握するためにウロウロしていたら、
ある場所に近づいただけで強制的にイベントシーンに突入する。
ロードは短いが回数が多く、このあたりもストレスにつながる。
本編であるアクションシーンも全体的にクオリティが低い。
ステージはシームレスに進行していくのではなく、
短いエリアごとに切り替わるテンポの悪さ。
目的地の方向も表示されていないため、
似たような見た目のマップをウロウロすることもある。
敵を斬っていても何も気持ち良さがなく、
妙に防御をしたり、短い間隔でこちらをつついてくるという
ストレスのたまる行動をするザコ敵が多い。
敵にある程度ダメージを与えると敵から武器を奪う
「サブウェポンシーズ」が発動できるようになるが、
画面の中央に向かって縮まっていく円が消えるまでに
A・B・X・Yのいずれかのボタンを押すだけというくだらなさ。
一応、あらかじめ表示された二重の円の間で押せば特典があるのだが、
円が縮まっていく速度が毎回違うために、
どの程度の速度で縮まるのかを読み取る必要があるのに
シーズが始まった瞬間にボタンを押さないと間に合わないほど
早く縮まることがあり、非常に意地が悪い。
この操作はイベント的な場面でも頻繁にやらされるが、あまりにも楽しくないので
これなら素直にQTE(クイックタイムイベント)にして欲しかった。
メインストーリー中に、クエストという形で依頼を受けるが、
ひとつしか用意されていなかったり、複数あったとしても
結局全部をクリアしないとストーリーが進まない仕様なので
クエスト形式にしている必要性がまったくない。
中にはリタイアすらできず、クリアしない限り
セーブもできないクエストまであるのは意味不明。
クエスト形式ならばもっと大量に用意されていて、
しかも受けるかどうかを自由に選択できるべきだ。
それらを無視してストーリーを進める人や、
寄り道してじっくり楽しみたい人を受け入れてこそのシステムのはず。
一本道なのにいちいちクエスト開始と終了の画面が挟まるのはテンポが悪いだけ。
大量に用意されたサブウェポンは系統ごとにカテゴリ分けされているが、
一度に装備できるのが4つまでなので、
状況に合わせていちいち付け替えるのは不便すぎる。
操作性の悪いメニューも相まって、結局はメインウェポンで強引に攻撃するか、
決まったサブウェポンをずっと装備し続ける形に落ち着く。
とにかくゲームとしての配慮や、しっかりしたデザインがされずに
無理やりゲームの形に仕上げてしまったような印象。
遊びづらく、楽しさも気持ち良さもない残念なデキ。
【同シリーズのレビュー】
タイタンの戦い(映画)
