レビューブログ【レブログ!】

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想(ネタバレなし)が6000件以上!


iPad vs. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏

Amazonが提供する電子書籍リーダー「Kindle」と
アップルの提供するタッチパネル端末「iPad」をベースに、
電子書籍に関する様々な現状を解説した本。

内容の大半は「今後どうなるか」ではなく、
「現時点での電子書籍はどうか」という部分で占められるが
各商品の戦略がわかりやすく語られ、非常に楽しめる中身だった。

特にキンドルはその商品についてある程度は知っていたが、
それ以上にAmazonが仕込んだ戦略や方法を理解することができ、
かなりの刺激を感じた。

各企業が絡み、電子書籍を読むためのリーダーとしてのハード部分と、
そこに入れるための書籍データとしてのソフト部分とが
それぞれ深く戦略に絡んで作られており、頻繁に「なるほど」と思わせられる。
電子書籍を含め、新しいもの好きな人にオススメ。

総アクセス数