映画版「DEATH NOTE」に登場する
Ｌ（エル）を主役にしたスピンオフ作品で、
新種のウイルスによって悪事を企む一団から人々を守ろうとする話。
時系列としては本編の終盤部分と同時並行で進んだ設定になっているが、
ネタばれ要素が絡む関係で、先に本編（全２作）を観ておく必要がある。
その割にデスノートにはまったく関係のない話で
Ｌの高度な調査能力によって事件を解決するという独立したエピソード。
これがまた驚くほどにデキが悪く、すべての場面でツッコミどころ満載。
高度な頭脳戦が楽しめた本編とは違い、
非常にありきたりな筋書きで新鮮味はゼロだし、
登場人物たちの意気込みとは逆に、
大がかりなコントを観ている気分になってくる。
どの登場人物にも感情移入できず、
何度もイライラさせられ、納得のいかない展開ばかり。
せっかく本編がうまく実写化できていただけに
こういった作品でシリーズに汚点を残すのは馬鹿らしい。観る価値なし。
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