評判通り、面白い。
最初の20ページを読んだだけで
この本の面白さがわかる。

第二章は若干退屈かもしれないが、
それ以降はまた再びグイグイと惹きつけてくれる。

ゲーム理論といってもテレビゲームなどのことではなく、
主にさまざまな状況においての戦略についての考え方である。
その一見、堅苦しそうな内容を
ごく日常的な例を使って説明してくれるので、
「戦略」というあまり馴染みのなさそうなことが、
実は普段の生活でも必要だということがわかる。

今までは無意識にやっていた行動が
実は戦略的に有利にしようという考えから来ていたのだと
改めて納得した。

実際にこれを読んだからといって、
私生活で今までよりも有利に物事を進められるということは
あまりないかもしれないが、
読み物としての楽しさと、理論書としてのわかりやすさにおいて
非常にデキがいいと言える。