書籍(あ・か行) カテゴリの記事:

オランダの共生教育

2017年6月16日10:14【カテゴリ : 書籍(あ・か行)
オランダの共生教育 学校が〈公共心〉を育てる
リヒテルズ 直子
平凡社
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オランダの学校で実践されている教育環境や制度を紹介したもの。

障害や貧困のせいで教育に支障がある子供をサポートするために
どのような工夫がされているか、
個々の学習効果を上げるために取られている手法など、
画一的な形式の日本とは異なる部分がいろいろと垣間見える。
どういうやり方がどういう効果を生むのか、という点は
教育関係者にとって参考になるだろう。

ただ、かなり資料的な内容の本なので
かなり強い興味を持った人でないと読み切るのが大変だろう。


筋トレが最強のソリューションである

2017年5月25日10:16【カテゴリ : 書籍(あ・か行)

筋トレを崇拝する男性が
その素晴らしさに関しての発言をまとめた本。

ダイエットやストレス解消など、日々の生活や人々の希望に
すべて筋トレを交えて啓蒙していく内容。
同じように筋トレに励んでいる人にとっては
共感やモチベーションアップにつながるだろう。

ただ、Twitterでの発言をまとめたものに過ぎないため、
中身の薄い短文がひたすら続くばかり。
何かを得るための本としてはコストパフォーマンスが悪いので
それでも興味本位で読んでみたい人向け。


一人前社員の新ルール

2017年5月7日10:08【カテゴリ : 書籍(あ・か行)
改訂増補 一人前社員の新ルール (アスカビジネス)
黒川 勇二
明日香出版社
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価値の高い会社員になれるよう、守るべき心がけについて書いた本。

一般社員から役員まで
それぞれの立場で気を付けることが書かれているはずだが、
どうも若手社員に対するアドバイスばかりが並んでいる印象。

書いてあるアドバイスはどれも正しいことなのだが、
文章が下手なのか、イマイチ頭に入ってこない。
ルールごとに違ったアドバイスが書いてあるはずなのだが、
同じような内容が何度も出てくるし、説明も冗長。

仕事のできる社会人を目指すなら、
入社1年目の教科書」、「社員心得帖」、
必要とされる社会人になるための31の決意」あたりを読んで欲しい。


あたりまえポエム 君の前で息を止めると呼吸ができなくなってしまうよ

2017年5月5日10:22【カテゴリ : 書籍(あ・か行)

ごく当たり前のことを
さも恋愛ポエムのように仕上げたもの。

「一人より二人の方が人数が多いね」や
「君の名前を聞くと真っ先に君の顔が思い浮かぶよ」のように
ごく当たり前の事象なのに詩的な単語と言い回しにするだけで
ポエムっぽい雰囲気になってしまうのが面白い。

ただ、ネタとしては大発明と言えるものの
わずか10分ほどで読み終わってしまうボリュームなので
本としてのコストパフォーマンスは悪い。
ネタと割り切って手を出せる人向け。


クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。

2017年4月27日10:52【カテゴリ : 書籍(あ・か行)

著作権を中心とする創作物に関する権利や法律に関して、
初心者向けに解説したもの。

一般の人でも創作物を制作・公開しやすくなった昨今において、
制作者としても利用者としても関わりそうな部分を説明していく。

全編が会話形式で進行していくが、
聞き手のやる気のなさそうなキャラクターがイマイチで、
本気で取り組んでいない姿勢が読む気を失わせる。

それほど濃い中身ではないので
基礎知識をざっくり身につけるイメージで一読すれば十分。
囲みで引用されている条文も読み飛ばして問題ない。


一億人の英文法

2017年4月25日10:31【カテゴリ : 書籍(あ・か行), 英語学習
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
大西 泰斗 ポール・マクベイ
ナガセ
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英語が話せるようになるため、
イメージでとらえていくことを提案する文法解説本。

600ページを超えるボリュームだが、
英文法に関してある程度の知識がある人向けに書かれている様子で、
この本で1から文法を勉強するのは厳しい。
一旦、中学英文法を理解した人が、
より知識を確定するために読む本ととらえるべき。

文型や助動詞、ing形など、中学英語で出てくる要素ばかりだが、
細かいニュアンスや犯しやすい間違いなど、
英語を使いこなす上で身につけるべきセンスが解説されている。

残念なのは理解を促すための挿絵のイメージがズレていたり、
色分け・枠が過剰で逆にわかりにくくなっている点。
語り口調の解説文が鼻につく部分もあり、
人によって合う合わないが分かれる解説書。


株式投資の未来

2017年4月21日10:15【カテゴリ : 投資・資産運用・経済, 書籍(あ・か行)
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
ジェレミー・シーゲル 瑞穂 のりこ
日経BP社
売り上げランキング: 1,473

株式投資に関して、投資家の誤った考えや先入観を
実際のデータをもとに正していく本。

成長株や新規公開株(IPO)の価値、
キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視するか、
配当を再投資することの重要性、
長期投資での株式と国債のリスクの違い、
高齢化社会の影響、先進国と新興国の関係性など
株式投資を行う上で関わってくる要素を
実際のデータをもとに考察していく。

同じような話がひたすら繰り返される部分があり、
やや冗長に感じることも多いが、
すべての理屈が過去のデータをもとにしているため説得力は大きい。
今まであやふやだった部分や、
イメージだけでとらえていた部分が解消され、
自分の投資スタイルを決めるのに役立つ。

株式投資に関する最低限の知識がないと理解できないため、
はじめての株1年生」あたりで予習しておくとよい。


完全教祖マニュアル

2017年4月13日10:02【カテゴリ : 書籍(あ・か行)
完全教祖マニュアル (ちくま新書)
筑摩書房 (2016-07-29)
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初心者が新興宗教を作るときのポイントを
さまざまな観点から解説するパロディ。

三大宗教であるキリスト教、イスラム教、仏教などの
既存の宗教に共通するポイントを踏襲し、
どうすれば信者を集め、順調に布教できるかを解説する。
多くの人が信仰するものをカジュアルな視点でぶった斬り、
予備知識のない人でも理解しやすいよう書かれている。

パロディ本ながら、その根底にしっかりした知識と分析力が垣間見え、
世の中の宗教がどういうものかを知るための入門書としても最適。


50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?

2017年4月6日10:06【カテゴリ : 投資・資産運用・経済, 書籍(あ・か行)
50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?
ダイヤモンド社 (2012-09-01)
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赤字続きのファミレスを題材に
どうやって経営状態を安定させていくかを考える本。

会計や経営に関して学ぶための本だが、
全編にわたって小説という形で書かれている。

売り上げと限界利益、変動費や固定費の削減に関して
実際の店舗に当てはめながら話が進むのでイメージしやすい。
赤字をなくすためには売り上げを増やすかコストを下げるしかないが、
その理屈通りにいかない筋書きが面白く、勉強になった。

状況をいろいろな視点から分析し、
実行可能な対策を試行錯誤してみるという意味で
会計のセンスを磨くことができる1冊。

【関連作品のレビュー】
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?(マンガ版)


お金持ち入門

2017年3月12日10:39【カテゴリ : 投資・資産運用・経済, 書籍(あ・か行)
お金持ち入門
お金持ち入門
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実業之日本社 (2015-09-18)
売り上げランキング: 38,300

資産運用の基礎を学べるよう、いろいろな専門家が解説した本。

貯蓄の考え方、投資の理屈とやり方、
株式・債権・投資信託・不動産投資の基礎知識、法人化による節税など、
資産運用を学ぶ上で関係するものがひと通り語られる。
知らないとヤバイお金の話」よりも投資関連に絞り、
図解 山崎元のお金に強くなる!」よりも深く掘り下げた内容。

結構なボリュームがある割に読みやすく、
多岐にわたる知識をひとまとめに知ることができる。
まず本書で投資の必要性と、どの投資が自分に合っているのかを把握し、
あとはそれぞれに特化した書籍に手を出していくとよい。